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- / ISBN・EAN: 4511749802702
感想・レビュー・書評
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「アデル、ブルーは熱い色」の監督作ということで見た。
2作しか見てないけど、貪るように食べるシーンが印象的なのが共通してる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
61才でリストラされた港湾労働の移民男性が母国料理の船上レストランを開こうとするという物語なんですが、彼自身は淡々としていて、むしろ、別れた妻や娘たち、今の彼女とその娘が盛り立ててくれます。大きな事件は起こらず、日常を追う中で、移民問題、食文化、家族や絆を巧みに考えさせます。監督の才能を感じますね。それにしても、彼があれだけ女性たちから愛されるのは羨ましい限りです。
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ツウの人は「人間を描いている」とか「異国情緒を感じる」とか言うんだろうけれど、とにかく前半がムダに長い。
愛人のホテルに居ついている移民だから正当に評価されないと思っている実際にダメで内弁慶で段取りが悪く仕事も解雇されたおじさんが、前妻との間の息子や娘たち家族とグチグチだらだら過ごしている。
で、中盤以降に一発逆転と船上レストランを始めようとするも、手続きはすべて愛人の娘任せなうえに料理は前妻に作らせる。
案の定開店パーティーでダメな実子がやらかしてくれて、それを救ったのはしっかり者の愛人とその娘だったという…。
とにかく男性陣がダラしない。
なので共感はできないし、とにかくダラダラとダラしない男どもを観させられる監督の自己満足的作品でした。
この内容なら中年を過ぎた愛人さんと若いその娘の生活をもっとしっかりと描いて、女性はいつ「あきらめ」てしまうのかを考えさせてくれるほうが良かったです。 -
なかなか。
ドキュメンタリーみたい。演技してる感じが薄い。
ユニーク。言い争いがメイン。 -
船でレストランを開く、開店パーティの日、一家はさまざまな困難にぶちあたりながらも必死に場つなぎする。まだ若く、しかもあまりプロポーションの良くない少女が家族の為に妖艶に汗ばみながらひたすら踊り子のように踊り狂う様がすごい。
このシーンの長さといったら、この場面を撮りたくてこの映画を作ったんだろうと思えるほど。