クリエイティブ喧嘩術 (NHK出版新書) [Kindle]

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  • NHK大河ドラマ『龍馬伝』で史上最年少の演出チーフを務め、独立後は映画『るろうに剣心』『プラチナデータ』などヒット作を手掛けるカリスマ演出家による常識破りの仕事術とは!?
    生き馬の目を抜くエンタテインメントの世界で勝ち続けるためにはどうすればよいのか。舞台裏のやり取りとともに、仕事の極意とヒットの秘密を臨場感たっぷりに記す。

    大友啓史さんが説くオレ流を貫く仕事のこだわりとは、いい企画を作るために今ある凝り固まった枠を壊して外に出ること、長い物に巻かれず媚びそうになっている自分に喧嘩をふっかけながら自分の内にあるスタンダードを確認し言語化し具体化していく、自分の内に仮想敵を作って理論武装すること、監督としての心掛けはキャストやスタッフと撮影前に題材についてしっかり話し合いどういう物を撮りたいか共有した後は段取りの大まかな動きをリハーサルで確認した後いきなり本番に入る方法で役者のリアルな動きや感情を長回しでカットを切らず撮ることでライブ感や情念をフィルムに刻み込む、現場で細かく説明せずスタッフや役者に自ら考えてもらうことで主体的なクリエイティブを生むようにしているなどの映画界の風雲児・大友啓史が説く覚悟の仕事術を「ハゲタカ」「龍馬伝」「るろうに剣心」「プラチナデータ」での撮影秘話を通じて教えてくれるので、クリエイティブな職業以外でもサラリーマンでも読めば自分なりのスタンダードを作る助けになる本です。

  • 喧嘩術と言いながらも穏やかなやつかと思ってたら、ちゃんと喧嘩してたし、なんなら怒号が飛び交ってた。良いものを作るために思いを伝える、妥協しない、ある程度は他人のアイデアに委ねる、など考え方はいいものばかりだったが、アプローチは自分の考えとは異なった気がするので、そこは吟味しなければいけない。
    内容自体はタメになったが、文章が面白くはなかった。

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