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- / ISBN・EAN: 4956027126185
感想・レビュー・書評
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正直「可もなく不可もなく」という、ある意味評価が難しい今作。前作と併せても「微妙」と言わざるを得ず、それ故に「つまらない!」と言えないし、その逆に「面白い」とも言えないもどかしさに悩まされた作品。
前作の終わり方・ボリュームなどからして「2作じゃ終わらないだろうな」と思っていたら案の定その通りになったし「終わり方」も酷い。
「零碧との絡み」まではまだガマンできるとして、とってつけたようなメインストーリー終了後の「学園生活」「闘っても勝っても意味のない、ただの自己満足&やられ役がラスボス」というとんでもない終わり方は、逆に怒りを通り越して感心しました。とりあえずストーリー製作関係者は全員クビにしてください。それ以外は及第点。(ロード・切り替えとか、戦闘システムとか。またスノボーなどは面白かった。FF7のパクリだけど)
また「デュバリィさん」の株は、この作品で爆上げしましたが、いろいろな意味で「残念」でした。次に期待。
「追伸」
……少しけなしすぎたので「良かったところ」をもう少しだけ。
「空の軌跡FC」からやり続けているコアなファンとしてはなかなか楽しめるし、零碧との絡みや各キャラクターの個性、バックヤード(世界観)や、なんと言っても「鉄血宰相の目論見」や「リィンに隠された謎」に関しては素直に驚きました。
「まさか、まさかの展開」だったのでその辺りで綺麗に終わっていればまだ違う評価になっていたのかも知れないけど、良くも悪くも「キャラクター偏重」というか「キャラの個性に力を入れすぎて、ストーリーのバランスや演出に欠陥が生じた」と判断せざるを得ませんね。「続編ありき」「2つの作品(零碧と閃)の融合」という難易度が高すぎるストーリー製作をしなければならない作り手の苦労は察することができるけど……もうちょっとなんとかなったような気がする。
次は「クロスベル独立」の話になるんだろうし、いい加減「幻焔計画の結末」を描かなきゃいけないだろうし……って、あれ? 褒めるつもりがけなしてる(汗)詳細をみるコメント0件をすべて表示