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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (227ページ)
感想・レビュー・書評
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数学・物理学などの分野から、さまざまな定理・原理・法則等々を厳選し、徹底的にわかりやすく噛み砕きながきながら紹介する本。
といっても、一般的な入門本ではなく、「定理」の基礎を抑えた上でその発見の歴史や背景、日常生活との関係などを面白おかしく綴ってあるもの。
飲み会・合コン・商談等々あらゆるシチュエーションにおいて、どのような定理をさりげなくインテリジェンスに発動させるか、いわば「定理のハウツー本」。
ネタ好き理系が実に喜びそうな一冊。
たとえば、
「顔や体を流線型にして高速移動したら、ベルヌーイの定理で美女が寄ってくるのでは」
とか
「ちきしょう、ゲーデル的なパラドックスにはまっちまった!」
とか、その手のレベル。
8割方は極めてしょーもない。(←褒め言葉)
ちなみに紹介されている定理・原理は、「作用・反作用の法則」といった小学生が習うものから、「ハイゼンベルクの不確定性原理」といった大学で学ぶものまで様々。
数学・物理学の知識を少しでも日常会話に取り入れようと積極的な理系の人々はここからヒントを得るべし。
ただし経験的に言って、女の子との飲み会でこういったネタを放った時に食い付きがいい人はまずいないので注意が必要だ!詳細をみるコメント0件をすべて表示
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