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感想・レビュー・書評
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北関東連続幼女殺人事件(含む足利事件)を追ったルポ。著者とこの本のことは知っていたが、著者の取材によって菅家さん冤罪が暴かれたとは知らなかった。さらに真犯人まで(ほぼ間違いなく)辿り着いているなんて。。。何という取材力、個人がそこまで出来るものなのか。
だがしかし、冤罪はともかく過去のDNA判定等を覆すわけには行かない警察検察科警研は未だに再捜査をせず、真犯人を放置している、という驚愕の事実で本書は終わる。何というか、やりきれない。大組織が保身に走るとこうも無茶苦茶やるものか、と。自分も警察から流された情報に基づいたマスコミ報道で、冤罪ではあったけど菅家さんは軽く変質系で目を付けられていたんだと思っていたが、とんでもない。何というか、何を信じていいものやら。。。
桶川も著者が暴いた事件であり、これまた被害者にあまりいいイメージを持っていない自分がいる。どうやらこれまた激しい印象操作に拠るもののようなので、そっちも読まなければ。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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