amazing sky (初回限定盤)(DVD付き)

アーティスト : 片平里菜 

• ポニーキャニオン (2014年8月5日発売)

感想・レビュー・書評

[円軌道の外さんの感想 · 2014年9月15日]

福島県出身22歳の女性シンガーソングライター、片平里菜の
2014年8月発売の
待望のメジャー1stアルバム。


最近、歌心のある
若手の女性シンガーソングライターが続々とシーンを賑わしていて
なんとも嬉しい限り。

でこの子もそう。
まずガールズロックと一括りにするのは勿体ないし失礼なくらい、
一聴き惚れする魅力的な声を持ってる。
(強いて言えばYUIとaikoを足して2で割って、そこに阿部真央の押しの強さと説得力を足した感じ笑)

そして、凛とした意志の力と
独特な視点と切り口で綴られた
オリジナリティ溢れる歌詞が
ホンマ胸に残るんですわ。

そしてそして
マジで新人？ってくらい
一度聴けば耳に残るグッドメロディーな曲を
これでもかってくらい書くんです(笑)
(ギブソン社傘下のギターブランド・エピフォンが片平を日本人女性初のエピフォンアーティストとして公認したようにギターの腕前もかなりのものらしい)


ASIAN KUNG-FU GENERATIONの
山田貴洋&喜多建介、
コトリンゴ、亀田誠冶、HAWAIIAN6の安野勇太、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDのTOSHI-LOW、 Base Ball Bearの堀之内大介、東京スカパラダイスオーケストラの茂木欣一など、
様々な豪華アーティストが彼女の才能に惚れて
プレイヤーやアレンジャーとして参加していることでも
その期待度が分かろうというもの(笑)


この世の中の自分の役割に気付き、
同時に本当の自分の姿に苦悩する夜を切々と歌った
彼女のデビューのきっかけとなった原点の曲であり
メジャー1stシングル
『夏の夜』、

瑞々しい感性の歌詞と
ポップなメロディーが絶妙に絡み合うキュートなナンバー
『High Five』、

強くなるための魔法のおまじないを歌った
ウルトラキャッチーな
メジャー2ndシングル
『女の子は泣かない』、

コトリンゴの絶妙なピアノアレンジと
「あの頃は…」の歌詞が切ない、
10代の恋人たちの心情をリアルに描いたスローバラード
『teenage lovers』、

秀逸な都会の街の風景描写と
畳みかけるように力強く歌うサビにグッとハート掴まれる、
渋谷での弾き語り経験から生まれたナンバー
『CROSS ROAD』、

媚びない女をテーマに
亀田誠治がアレンジを手がけた
思わず口ずさんでしまうキラーチューン
『Oh JANE』、　

どんなに辛く苦しい絶望の淵に立っていても
心はそう簡単に壊れたりはしないと歌う、
祈りに似たその言葉に
アルバム中、最も胸打たれた名曲
『心は』、
( この曲は東日本大震災の後に彼女が地元・ 福島で見た光景を歌った楽曲とのこと)


など、歌を歌うことの喜びと
決して揺らがない彼女の意志が詰まった
タフでカラフルで捨て曲ナシの全13曲。

同世代の女の子は勿論、
フェイクじゃないホンマもんの歌唄いをお探しのアナタ、
オススメです(笑)

[ryokutya87さんの感想 · 2015年8月2日]

いまさらだけど登録。
片平里菜ファーストアルバム。記念碑的な１枚。
「CROSS ROAD」「Oh JANE」「心は」など、大好きな曲ばかりだけど、やっぱりなんのかんの言っても「始まりに」が一番の名曲だと思う。きっといつかこのＣＤが歴史的な名盤と呼ばれる日がくることを信じている。
そして、これを聴いてちょっとでも気になったら、ぜひライブでの圧倒的な彼女の生の歌声も聴いてもらいたい。

[BRUNO／ぶる～のさんの感想 · 2014年8月24日]

福島出身、ただそれだけでも応援しているｗｗｗ
以前渋谷でショートライヴを観たが結構良かった。
可愛い？と思っていたがＤＶＤ観て「普通」・・・　m(__)m