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感想・レビュー・書評
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生成文法という一種の理念を追い求めるチョムスキーの考えは科学というより思想だと分かった。本書は新書という性格上、専門外の読者に当てたものであるが分かりやすく書かれているのに分からないところがある。それはこの理論そのものが抱える問題なのだろう。
人間に生得の言語理解力があり、学習によって確立していくという考えは面白いが証明が難しい。AIが内発的なコミュニケーションをする時代になり、このことは再び考えられている。脳科学という裏付けを得ながら。
ただ、言葉のもつ複雑さは一筋縄ではいかないようだ。注目していきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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