いつか夜の終わりに (双葉文庫) [Kindle]

著者 : 高田侑

• 双葉社 (2013年9月12日発売)

感想・レビュー・書評

[由梨＊さんの感想 · 2020年8月2日]

4回泣きました。

山でテノヒラタケを食べ、タイムスリップした先で助けてくれた少女に恋をし、これから始まった恋。
妻子を残し女と出て行った男が、最期に帰った我が家。
遊園地のステージから父がいなくなり心を閉ざしてきたが、最期に再開できた親子。
酒が心の拠り所になっていたが、今の自分も父と同じ。でも父に導かれ希望が湧いてきた男。

[pingen3さんの感想 · 2021年12月4日]

高田侑さんは、はじめて読みました
実は、高田 郁（たかだ かおる）さんと間違えて。。。

同じくらいの世代で、元SEさんとは親近感が湧きますね
2003年「裂けた瞳」で第4回ホラーサスペンス大賞を受賞し、デビュー。
あちゃ～、ホラーってか
苦手っていいますか大っ嫌いなジャンルです。。。

本には、４つの短編が入ってました
幸いホラーと言うよりファンタジーでした
世にも奇妙な物語　的なお話集

その中の最初のお話「てのひらたけ」
これ、ＳＦっぽく、幻想的で、昔話っぽく、
少し大人で、少しさみしく、少しはかなくって
でも心の底で「ぽっ」っと小さな明かりが灯るような
なかなか良くって気に入りました(^o^)

ホラーでなくって良かった