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感想・レビュー・書評
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人間って何なんだろうと考えさせられる話でした。
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空子都に、「とおことともに不二を去る」と告げた鷹野。威神と亞神――鬼幽と天音、最後の戦いの幕が切って落とされた!! ……人はどこから来てどこへゆくのか、なぜ世界はこのような形なのか、大いなる謎の答えが明らかになるSF大河ロマン、感動の終焉! 巻末には、オリジナルコンテンツを収録! 電子書籍のみの描き下ろしイラストとサイン付き!
(1999年) -
SFコミックの傑作として名高い作品がようやく電子化。
古代日本を舞台に、亞神と威神の2勢力の争いと、それに巻き込まれる人間たちを描く。一組の兄妹の離別とお互いを求める道程を軸に、亞神と威神、そして目に見えぬ神々の謎に迫っていく。
全く先の読めない展開で、終盤まぎわになるまでどんどん謎を放り込んで大風呂敷を広げながら、それに見合うだけの壮大なラスト。個々のキャラクターの個性が丁寧に描かれ、それぞれが独自のエピソードを紡ぐ重層的な展開。
確かに傑作と呼ばれるだけあってとてもおもしろい。ふだんあまり長編は読まないけど、しっかりとした長編には長編にしかないよさがあるな。
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