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感想・レビュー・書評
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第一次世界大戦前後の日本の知識がないとなかなか捉えづらい内容ですね、、、。何回も読んで理解していきたい、、、。
『日本人のための第一次世界大戦史』、『くろふね』この辺りでも出てくる日本が知識としてあるので、この流れでこうなるのかーと理解できるところがあったりなかったり。
驚きなのは、この時代の日本の官僚はちゃんと外交戦略をどうしたほうがよいのか?をちゃんと計画できていたこと。アメリカは今後必ず世界をリードする国になるはずだから、よい関係を築いた方がよいとか。こう考えられるのにも関わらず、なぜ300万人の死者を出す戦争に突き進んだのか。軍が関わるとマクロが見えなくなるのでは?
現代にも通ずるのでは。と思ったのは内政よりも外交をちゃんとしなきゃいけないという考え。内政は失敗してもなんとかやり直すことが出来るが、外交は失敗したら取り返しがつかないというもの。
あとは、ロシアって革命した国だったんだよねと再認識。そこからソ連が誕生して今に至っているはずなので、ここの革命前後のロシアの内政と外交のありかたを調べてみたいなーと。
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あまり詳しくは知らない戦前の安全保障・外交の流れがよく分かった。政治家、軍人それぞれの安全保障、外交に対する考え方は、おかしいとか、間違っているとか、後からでは何とでも言えるが、信念を持って国を導こうとしていたということは間違いない。現代、信念を持った政治家がどれほどいるだろうか。
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