ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則 [Kindle]

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制作 : 山岡 洋一 
  • 日経BP社 (1995年9月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (475ページ)

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ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則の感想・レビュー・書評

  •  立派な会社や経営者を分析して役に立てようとするビジネス書は世の中に溢れており、本書もある意味そういう本のひとつだ。しかし特定の一社や一人だけを研究しているのではなく、全部で18の「ビジョナリー・カンパニー」を選定し、普遍的なポイントを探し出そうとしている。

     「ビジョナリー」を日本語にするなら先見性があるとかビジョンを持っているといった言葉になるだろうが、そう厳密に考えず「立派な会社」くらいの理解で良いだろう。ただし、単純に規模が大きいとか利益を上げているというだけの意味ではない。時流に乗って荒稼ぎするような会社ではなく、長年に渡って確固たる信念を貫いている企業が挙げられている。

     まず対象企業をどうやって選定し、どのような資料を集めて分析したかの説明だけでまるまる一章使って語られているが、忙しい人はとりあえず著者らを信用して、そこは飛ばしてもいいだろう。 1992年までの資料を分析して1995年に出版された本であり、しかもその時点で50年以上の歴史を持つことや経営者の世代交代を経験していることを条件にしているため、AppleやGoogleなどの新興企業は含まれていない。

     基本的には会社経営者に向けて書かれた本ではあるが、薦められているポイントは会社内の小さな部門に対しても適用可能なものばかりだ。自分としても試してみたいと思うことが多数あった。そう簡単に実行できるわけではないが、参考にしてみたいと思う。

     ところで本書を読みながら何度も、自分が今勤めている会社はどうだろうか、自分の上司達はどうしているだろうかと自問を繰り返した。どういう結論になったかここには書かないが、まあ、がんばろう。

  • 自分がいてもいなくても、会社はこの目標を達成できると強い自信を持っていた

    いまの業務についてから早4年が経ちました。それなりに何が起きてもある程度は対処できる自負はあります。ただ、自分がいなくなったら誰がこの役引き受けてくれるのでしょう。いっぱい人がいるので、誰か割り当てられれば、それなりに対応して頂けるのでしょうか。

    そういう後のことを何も考えずに今に至ります。作ったデータベース誰も触れないだろうなと。

    誰に引き継いで貰えばいいのでしょう。異動するかどうかもわからないのに後釜探すのは中々至難の技です。

  • 最近になって特に言われるようになった、ビジョン/ビジョナリーという言葉。
    なんとなく、数十年単位での目標を掲げている会社がビジョナリーカンパニーなのかなと思っていたが、結構違っていた。
    ビジョナリー・カンパニーとは何か、そうでない会社との違いは何かということが書かれた本。

    # 「素晴らしい会社」にイメージされる神話は大体間違っている

    まず冒頭で、「すばらしい会社」とはこうあるべきだ、といった様々な固定観念の多くは間違っている、という話が繰り広げられる。

    * すばらしい会社を始めるには「素晴らしいアイデアが必要」というのは間違っている
    -> ビジョナリー・カンパニーの多くは、特にアイデアもない状態からスタートしているケースが多い。

    * カリスマ的主導者はいなくても良い
    -> 指導者が他界されたあとも同じ文化が残り続ける会社を。

    * 利益を最大の目的としなくても良い
    -> ビジョナリー・カンパニーの多くは利益を最大目的としていない。但し、結果的には他の同業他社よりも圧倒的に稼いでるところは多い。

    * 「正しい」基本的価値観にこだわる必要はない
    -> 正しいかどうか、よりも社員がそれを信仰しているか、というところにフォーカスすべき。

    * 変わり続ける必要はない
    -> 基本理念は変えないほうが好ましい。

    * 綿密な戦略は必要ない。
    -> ビジョナリー・カンパニーの歴史を振り返ると、とにかく早く100回トライをして良かった戦略1つだけを残す、くらいの感覚で動いている。


    # SONYの経営理念
    SONYは設立当初から現在まで続いている経営理念を掲げた。
    あとから振り返った時に、設立時に作った理念なのか、数年後に作った理念なのかで大きく見え方が変わってくる。

    心理学的に、「ある考え方を公言すると、自然にその考え方に則った行動指針をとる傾向にある」らしい。だからこそ理念は重要。<br>

    # ビジョナリー・カンパニーであり続けるには
    1. 時を告げる預言者になるな。時計を作る設計者になれ。
    2. 「ANDの才能」を大切にしよう。
    3. 基本理念を維持し、進歩を促そう。
    4. 一貫性を追求しよう。

  • 学びの多い本だった。このような本に対して批判的な本もあるようなので、そちらも併せて読みたい。

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