反省しない。 (中経出版) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 中小企業・過疎地域リーダーのヒントが盛りだくさん。
    「TTP」(=徹底的にパクる)は今後も徹底的に活用していきたい。

  • いきなりびっくりする武雄市の現状?から始まって、読み進めていくうちに頷くことや共感することがとても多かったです。

    読み返すためのマーカーをいっぱいつけました。

    前例にとらわれず、横並びせず、仕事を楽しんでいる様が伝わってきました。

    官民問わず、組織のトップも読んでおいてほしい一冊。

  • 反省しない。すごいタイトルの本。

    読んでみるとなるほど。

    良いところ、良かった所を見つけて伸ばすことに時間を費やして、決して出来なかった事を分析するのに時間を投資しない。それをするなら更に新しいことにチャレンジする時間にあてた方が良いとのこと。
    強みを徹底的に活かして弱みは気にしない、という解釈かと。

    スピードが最大の付加価値。完璧を求めて失敗を恐れて準備に時間をかけることは不毛。気にせず行動して、行動しながら修正する力をつけることの方が大事。楽天三木谷社長のビジネス論がラップしますね。
    ついつい出来ないことに目と意識がいってしまう職場環境改善には自分を含め気をつけたい所です。

    新しいことには必ず抵抗力が発生する。そこをどう乗り切るか?常に切実なお題。

    付属のDVDを拝見すると樋渡氏の人柄とユーモアが体感できるので見てから読むことをおすすめします。

  • 樋渡啓祐市長の最新作。これまでの市政のダイジェスト。シェア極少の異国に日本人トップとして駐在している身にはとても沁みる、共感できる本。各種リソースが有限というより希少ななか課題は無数にあって、本書にあるように「人は形になったものでしか判断ができないし、納得してくれない」。だから極力スピードあげてトライして、当然に何度も失敗して、失敗してもいいしそれが楽しい、ということを見せていかないといけない。だから僕も「イチから全部自分で考えつく必要なんてないから(特に社内書類)、どんどんアリモノをパクってよ」「いい加減じゃなくて「良い加減」に終わらせて」「いい仕事には当事者意識が不可欠」「いい意味で公私混同(本書では「公私一体」)しようぜ」って、ずっと言い続けている。僕の20年近くの仕事実感ととても近い感覚を以って成果を上げておられると分かり親近感が一層湧くとともに、真似るところがもっともっとあるなと再認識。自らをヒーロー(もしくは扇動者?)ではなく「生活者であり、大衆の1人」とし、武雄市ブームも近い将来終わる、と冷静に見ながらそれを巧く活用している姿勢が頼もしく映る。

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著者プロフィール

樋渡社中CEO/前佐賀県武雄市長
1969年生まれ。東京大学経済学部卒業後、総務庁(現総務省)入庁。総務省大臣官房秘書課課長補佐を最後に同省を退職。2006年佐賀県武雄市長選に立候補、当時史上最年少の36歳で当選。8年8カ月の在職中に、市民病院の民営化、図書館の民間委託、官民一体型の教育など、革新的な政策で注目を集める。2014年12月辞任、佐賀県知事選に立候補したものの落選。2015年2月、まちづくり会社・樋渡社中を立ち上げる。

「2015年 『PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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