kai0419さんの感想
2022年11月1日
北欧の小説でも昔のものだから、コンプラ的にドキッとする描写が多数。 この小説の訳、もうちょい踏み込んでもよかったんじゃないかな。直訳っぽくて、日本人には、謎解きに向かない。 名作と聞いていたけれど、期待はずれだった。
1935年、ストックホルム生まれ。雑誌記者・編集者を経て65年から10年間ペール・ヴァールーとマルティン・ベックシリーズを10作書き上げる。ストックホルムに詳しく、マルティン・ベックシリーズの陰の主役ストックホルムの町と人々の暮らしの卓越した描写はマイの功績。現在ノルウェー語、デンマーク語、英語の翻訳者。 「2017年 『バルコニーの男 刑事マルティン・ベック』 で使われていた紹介文から引用しています。」