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感想・レビュー・書評
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肌断食を始めるにあたり、正しい情報を知りたく、読みました。
著者は医師であるのですが、提唱されているスキンケア法が、やけどの治療を基礎とした形成外科式、という点が非常に興味深かったです。
(私自身、実際に、スチームアイロンで太ももにやけどをし、大きな痣になったことがあります。
治療してもらった際に、自分が想像していたものとケア内容が大きく異なっており、驚いたことがありました。)
肌の構成の解説は、生物の教科書のようだなぁ、と感じました。
とてもイメージがしやすく、エビデンスがあるデータではないにせよ、著者の提唱する方法が理にかなっているように感じられ、潔く、化粧水の使用をストップすることができました。
マイクロスコープで観察を続けると、改善が実感できて、やる気を損なわれずに継続しやすい、とのことでしたので、購入してみたいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんだ、この本は…。
世には様々な美肌のツールが溢れているが、それも多種多様、肌質により変わり、そのやり方が合う人もいれば、合わない人もいるだろう。
しかし、この本はレビュー数536人が星4以上を評価している(2021/7.25現在)。美肌本という、ある意味主観的で曖昧なジャンルでこれだけの評価を得ているという異常さ。536人がこの本が有益であるという。こんな本あるか?
本書を読むと、美肌を取り戻すための方法はたったのこれだけ。
1)つけない
・化粧水を使わない
2)こすらない
・こすればこするほど自己保湿因子が
壊れてしまう。
・柔らかいタオルをそっと押し付ける
だけ。
3)洗いすぎない
・無添加 石鹸を使う
・洗顔に使うのは35°以下の水に近い
「ぬるま水」P120
少し熱めのシャワーで勢いよくすすぐと、
皮膚の自家保湿因子が熱にとけ、水圧
で流れて肌は確実に乾燥する。(P125)
4)肌の乾燥が激しい時は、白色ワセリンをごくごく少量使う
1日1バレルの油を顔面から産出する油おじさんだが、この本にあることを守ってみて、肌環境が改善するか試し、結果は後日報告する。 -
すべてを鵜呑みにするわけではないが、自分の肌の様子を見ながら少しずつ実践していこうと思う。この本に出会えてよかった。