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感想・レビュー・書評
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現状でも刺さる名言が多すぎる
"けっきょく、愛国心とは、ふりあおぐ旗のデザインがたがいにことなることを理由として、殺戮を正当化し、ときには強制する心情であり、多くは理性との共存が不可能である。とくに権力者がそれを個人の武器として使用するとき、その害毒の巨大さは想像を絶する。"
"私がきらいなのは、自分だけ安全な場所に隠れて戦争を賛美し、愛国心を強調し、他人を戦場にかりたてて後方で安楽な生活を送るような輩です。こういう連中とおなじ旗のもとにいるのは、たえがたい苦痛です" -
オーディブルで全巻聴いている途中。
全体の戦況と同時に目の前の敵将個人の思考も考えるヤン。果ては「今の帝国を倒すのが人類のためになるのか」まで。
また、ユリアンの「まず人間である」という思考も立派だな。
・自分の上に何も置かないラインハルト
・自分の上に民主政を置くヤン
・自分の上にヤンを置くユリアン
これからどうなっていくんだろう。