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感想・レビュー・書評
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押切蓮介『ハイスコアガール』が1980年代末から90年代のゲーム界隈の「空気」を再現していたが、本書はその前時代、1970年代末から80年代前半、インベーダーゲームからファミコン全盛期までのゲーム文化の流れを著者の自伝的描写と織り交ぜて描いている。バブル以前の地方都市の「子ども文化」や、アニメブーム末期の「おたく」世界の周辺事情を垣間見る資料価値がある。中途半端な青春漫画風の方向性が失敗した「打ち切りエンド」になっているが、しっかりした編集者が付けばリメイク可能な題材だと思われ、埋もれたままなのは惜しい。
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