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感想・レビュー・書評
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多くの人が集まって判断を下すと、実は意外と大勢の人にとって望ましい結果が生まれることが多い、ということを説明している本。ただし、どんな人間もいいからとにかくたくさん集まればいいわけではなく、集団の中で個々の人間があまりほかの人間の意思を気にしすぎず、自主性を保って最善の方法を模索することなどが求められる。後半になると渋滞、科学、企業、市場など、社会で「群衆」が小さからぬ影響を及ぼす事例について説明されているが、結論がちょっと曖昧で、何を伝えようとしているのかがわかりにくいのはイマイチな部分。
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何十年にもわたって行われてきた小さな集団に関するさまざまな調査結果に共通しているのは、議案が明確で、参加者全員が発言できるようリーダーが積極的に役割を果たすと、議論がいい方向に向かいやすいということだ
議論はこうありたいと思います。これがなかなか難しい。どうしても自分の意見を主張してしまう。意に沿わない意見が出ると反対してしまう。議論中はヒートアップしていて冷静な意識付けが難しい。
パッと浮かんだ対応策は、あなたならどう思う?と呪文のようにしばらく唱えることです。無理矢理にでも頭に残せば、議論中も多少は頭をかすめるのではないかと思います。後は、張り紙とかですかね。
習慣を変えるのは骨が折れるものです。
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