愛されなかった時どう生きるか 甘えと劣等感の心理学 PHP文庫 [Kindle]
- PHP研究所 (1992年7月20日発売)
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感想・レビュー・書評
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親の愛(ここでは主に承認のことだと思う)を得られなかった子供は人に隷属的になったり、支配的になったりと人間関係に支障をきたすと言うのが論旨。著者自身が親に認めてもらえず搾取されてきたために他人に対しても同じような扱いを受けてきたことに対する個人的恨みつらみの部分が多かったように感じる。
時代もあるかもしれないが、母親は子供を愛して認めるべき、たとえ父親がダメでも母親さえしっかりしていれば。。と言われてもではどうすれば良いのかはあまり具体的にはない。
正常な人間関係を築くにはまず親の愛を得ること
それが得られなくてもそれを受け入れた上で自立すること
それができなければ神経症になって人間関係に支障をきたす
言いたいことはわかったがそれだけではないのでは?という疑問が残るし、どう生きるか、と言うタイトルではあるが生き方はあまり示されていない。
「愛着障害」でいえば不安型にのみ焦点を絞っていると言える。回避型で色々諦めてはいるが生きづらいタイプの私にはあまり参考にならなかった。 -
心が弱っているときに読み進めるには少し辛いかも 何故生きるのが辛くなるのかということは丁寧に書かれていますが、愛されなかった現実の受け入れ方については少し物足りなく感じました
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