なれる!SE12 アーリー?リタイアメント (電撃文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 幸せは人によって違う。室見の退職騒動。

  • Kindleで。これまでヒロインに関して張られてきた伏線回収のお話。年齢,生活感のない住まい,貸倉庫にしまってある歳不相応なおもちゃ,類稀なSEの才能,そしてそれらの理由となる出自と生い立ちなど,一通り明らかになった。わかってしまえば,謎な部分は謎として残っていた方が良いよねなどと,勝手なことを考えてしまいます。 トラブルから助けられたヒロインがデレてそのままくっつくのかと思えば,前巻でカモメの予想通り,主人公は女性よりも仕事,そして自分のスキルを磨くことに興味がある人で,そう簡単に物事は進まないという。

  • これまで主人公のメンター・上長として一緒に働いてきた室見立夏が、退職する方向に。バリバリのスキル・経験を持ちながらも少女のように見える彼女の過去が明らかに。実家の方針で退職せざるを得ない状況だったが、主人公が新会社を起ち上げ、そこで室見を雇う、賛同するメンバーもいる、という荒業で交渉に。

    このシリーズはいったんここで区切りを迎えている気がする。

  • あの鬼上司の立華が所在不明に?プロジェクトの打ち合わせにも出てこない。電話、メール、チャット、等々連絡が取れない。マンションに行ってみたが、メールボックスにテープが貼られていた。プロジェクトは破綻する!工兵はどうするか?今回、室見立華の過去が明らかになる。

  • もはや読むことに義務感すら生まれてきましたが、今作は技術系というより
    中核メンバが抜けてしまった時の話。
    今作はあまり逆転劇的な要素は感じなかった。
    解決策は、人の心に訴える…という感じ。
    物語的にはかなり大きなネタバレ回でしょうが、あまり驚きがなかった。
    とは言え、ここまで考えた上で最初から書き始めてるわけではないと思うので
    割と自然にまとめたという印象。

  • 夏海公司のなれる!SE12を読みました。
    アーリー?リタイアメントという副題がついているシリーズ12冊目でした。

    今巻では、女子中学生にしか見えない桜坂工兵の上司、室見立華の正体が明かされます。
    なんと、見かけは伊達ではなかったのでした。
    立華の衝撃の生い立ちやスルガシステムで働くことになった経緯などが明かされます。

    設定の突拍子もないところはもう慣れたつもりでしたが、さすがにこの設定には驚きました。
    まあ、文庫12冊分の活躍をしても、まだ工兵は1年目の新入社員だった、という設定もたいがいにしてほしいところですが。

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著者プロフィール

2007年『葉桜が来た夏』で第14回電撃小説大賞<選考委員奨励賞>を受賞。代表作に電撃文庫『なれる!SE』『ガーリーエアフォース』などがある。

「2021年 『僕らのセカイはフィクションで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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