盾の勇者の成り上がり 8 (MFブックス) [Kindle]

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  • 異世界に召喚された尚文が異世界に飛んで異世界の盾の勇者と名乗るってもうわけがわからない。

    尚文のラフタリアへの感情は親愛でも恋愛でもなく依存なのではと思ってしまう巻でした。再会するまでずーーーっとラフタリアのこと考えてたな…。異世界で周り中が敵という時に唯一の攻撃手段であり唯一の味方だったのだから、心の支えなんて次元を超えてしまっていても仕方がないとは思いますが。

    レベルが初期化され、フィーロも違う種類の魔物になり、RPGでいうところのやらなくても物語は進むけれど、やればいつもと違う雰囲気が楽しめるミニゲームみたいな話ですね。
    どんな世界でも商売に精を出す尚文はリーシアのことを言えないのでは。知能特化なのに戦って強くなりたいリーシアと、商売の才能があるのに盾の勇者である尚文、性格は全然違うのに境遇はいろいろ似てるような。
    地の文でもリーシアに対してかなり辛辣な尚文ですが、当たり前のように守ったり怪我をさせないように気にかけていたり、なんやかんやで盾の勇者ですねぇ。

    このシリーズを読んだのが久しぶりなせいか、精神攻撃に有用性を見出したり嫌いな相手は名前も憶えず痛めつけて喜んだりと、主人公の性格の悪さを思い出してこういうところが好きだなぁと改めて感じました。それでも元々はごく普通の青年だったわけで、仲間に恵まれている絆を羨ましいと思ってしまう姿が切ない。絆に対しても、善人である言動をたくさん見てきただろうにエピローグですらまだ完全には信じていない人間不信っぷりはもういっそ見事です。最初から信じなければ裏切られることもないから傷付かないという自己防衛、自分が召喚された世界じゃないからこそ少しは心が休まるという考え、なんだかとても不憫…。

    絆は男の娘という尚文の第一印象と一人称から、ひょっとして元の世界では男だったのではという気がしてくる。武器が狩猟具全般なら銃も使えるのでは。
    狩猟具やら本やら船やら、絆の世界は変わった武器が多そうなので敵対せずにまともに連携して戦ったらかなり面白いことになりそうでとても見てみたい。

    本来の目的を果たす前の異世界チュートリアルといった内容でした。
    今回は仲間がたくさんいるようなので、次の巻ではいつもよりワイワイしてくれるのか楽しみです。

  • いつも波と一緒に攻めてきてる隣の世界へ逆侵攻.
    と思ったらなんか牢屋に居る上に仲間が居ない.
    そんな感じで隣の世界で再びレベル1からやり直します.

    この世界チェンジ.
    他の3人が役に立たなすぎて使えないから
    という理由が一番な気がしてしまう俺氏.

    「ふえええええ」がうっといなぁ.
    どう考えてもこいつ戦闘向きじゃない.
    というか頭脳労働的な面で抜きん出てるのに
    何故戦うことを選んでしまったのか.

    見た目だけで弓のアイツに釣られちゃったのが原因かな.

    波に乗って襲ってきてた理由が判明.
    少し知ってる人間がいる世界と
    全く知らない人間がいる世界を天秤に乗せて
    少し知ってる人間が居る世界を取った.
    つまりそういうことだったのですね.
    最大多数を選ぶのではなく,ただ身近だったから.
    どっちか片方に移住とかそういう方策は取れないのか
    と思ったけど駄目だわ.
    魔物が湧き出てくる波の時しか繋がってねぇわ.
    一般人こんな戦場に出てきても邪魔なだけだわ.
    ぐぬぬ.

    7巻で余計なことをしてくれた眼鏡への逆襲は
    次巻以降へ持ち越しですね.

  • 異世界に飛ばされ、さらにラフタリア、フィーロとも離ればなれになる。
    Lv1に戻った尚文らだが、無限迷宮で出会った風山絆とともに、尚文、リーシアは仲間を探す。

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