- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988104095688
感想・レビュー・書評
-
Amazon Prime videoにて再視聴。これ、好きだけど、め~~~~~~~~~~~~~~~~~~っちゃ淡くて、平成生まれのジャニーズ好き女子が観たら、「何これ、全然味がしないんですけどぉ」と素っ頓狂な声を上げそうだ。なるほど、だから東宝は次の作品『散り椿』を「友情の為に、暴力振るっちゃうぜっ!!」のヤンキー漫画の王道路線で作り、世の大人達の口をあんぐりさせたんだろうなぁ。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
死を待つ武士の とその家族の話でふが、不思議と重苦しさもなく、穏やかな時間が流れているようなストーリーです。注意聞いていないと話の流れがわかりにくいくらい激しさもないですが、ただひたすら、田舎の田園風景の中で、書を書き
農民たちの交流をする家族の美しさ、そして農民たちの姿が日本の美そのものを表現していました。
淡々とした登場人物なのでいつ、どこで若侍と娘が結婚するという流れになったのか、分かりにくかったんで、そこはもっと説明が欲しかったですが、全体的に地味で良い意味で日本らしい映画でした。 -
★3.1
一人の武士が塾で一緒の同期と喧嘩をし、本来切腹を言い渡されるところから物語が始まります。
たまたま同期の親がお偉いさんで、喧嘩両成敗のところ子をなくしたくないということで、切腹を免れた主人公はその見返りに一人の元武士であり、現在父親である男の切腹を見届けるお役目を仰せつかった。しかしその男は切腹と言われるほどの罪を犯してはいなかった。主人公がその事に気づくが、自分のお役目や立場もあり助ける事ができない。そんな時にさらに村の年貢の事で役人と諍いが起きて、一人の男の子が役人に殺されてしまう。その男の子の友であり、切腹しなければならない父親の子でもある男の子と主人公が、理不尽な気持ちを晴らしにお屋敷へ乗り込む。
それを救うため、切腹しなければならない父親が切腹を免れることもできたであろうが、それを受入れ二人を助けたという話でした。
この物語は、理不尽な出来事が多いです。切腹が当たり前だった元々の日本はそうなのかもしれません。正直もやもやしました。
でも問題は切腹を命じられたことてまはなく、それを受け入れる武士の心の強さが凄いと思いました。それにやられっぱなしではないんでさね。上手く物事を解決する手腕もなかなかカッコ良かったです。この父親なような人は、死という事柄よりも人生を深く生きているんだなぁと思いました。
人生を謳歌する人は最期も立派なのかもしれません。
残される家族は辛いけれど、それを乗り越え生きる家族の絆や温かさが垣間見れる作品だったと思います。 -
若侍(V6の岡田)が、冒頭に同僚と小競り合いを起こして10年後の切腹を命じられる。その若侍が左遷される先にいる男(役所広司)もまた7年前に同様の命令を受け現地より出られない身の上なのであった。
-
江戸時代の言葉を理解しきれず、途中まで何のお話なのかよく分からないまま鑑賞してた。
でもシンプルに人の別れとか強い絆の主従関係とかに心動かされた。日本の文化が愛おしい… 雰囲気好きなので勉強して出直したいです。