『ペコロスの母に会いに行く』の方は、まだまだ介護続行中!という感じのものだったし、お父様の俳句が結構多くて、私が思い描いていた、『介護』とは違っていたので少しがっかりだったのだけれど、今回のこの『ペコロスの母の玉手箱』は、徐々に衰えていく母との交流だったので、電車の中で読んでいた私は、泣けて泣けて…とても恥ずかしかった。
私の母は痴呆が入っているとはいえ、普通に喋れるのだけれど、たまーに亡き父と会話しているらしく、今はもう誰も住んでいない、すっきりと片付いた実家での話をする。
これから徐々にそうなっていくのだろうな~と、感情移入してしまったから泣けたのだろうな…。
私も、今のうちにいっぱい母に触っておこう。後悔しないようにスキンシップ取っておこう。