ペコロスの母の玉手箱 [Kindle]

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  • 朝日新聞出版
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感想・レビュー・書評

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  • 認知症になった母の頭の中はどんなかな、と。絵柄も話もほっこりする。母が寝たきりになった今、直前の記憶から抜けていくのをみて同じように昔のことを考えてるのかなーなんて思ったりする。

  • 『ペコロスの母に会いに行く』の方は、まだまだ介護続行中!という感じのものだったし、お父様の俳句が結構多くて、私が思い描いていた、『介護』とは違っていたので少しがっかりだったのだけれど、今回のこの『ペコロスの母の玉手箱』は、徐々に衰えていく母との交流だったので、電車の中で読んでいた私は、泣けて泣けて…とても恥ずかしかった。
    私の母は痴呆が入っているとはいえ、普通に喋れるのだけれど、たまーに亡き父と会話しているらしく、今はもう誰も住んでいない、すっきりと片付いた実家での話をする。
    これから徐々にそうなっていくのだろうな~と、感情移入してしまったから泣けたのだろうな…。
    私も、今のうちにいっぱい母に触っておこう。後悔しないようにスキンシップ取っておこう。

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著者プロフィール

漫画家、シンガーソングライター。1950年長崎市生まれ。高校卒業後に上京、出版社に勤務。40歳で長崎にUターンし、息子と老いた両親と同居を始める。
父さとるさん亡き後、「ぼけ」が始まった母みつえさんとの日々を、長崎のタウン誌に描き始める。自費出版した漫画が話題を集め、 2012年に『ペコロスの母に会いに行く』(西日本新聞社)を刊行。第42回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞し、25万部超のベストセラーとなった。
同名でドラマ化(NHK-BS)され、2013年秋に映画化される。映画は2013年の第87回キネマ旬報ベスト・テンで、日本映画ベスト・ワンを獲得。『みつえばあちゃんとボク』(西日本新聞社)のほか、『ペコロスの母の玉手箱』『ペコロスのいつか母ちゃんにありがとう 介護げなげな話』など著書多数。
2019年にKADOKAWAから文庫化され、同年5月からNBCテレビ(長崎放送)でアニメが放送開始予定。

「2019年 『続・ペコロスの母に会いに行く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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