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- / ISBN・EAN: 4943674201693
感想・レビュー・書評
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テーマは恋する刹那さ、そして雨かな。
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ゲスよりはこっちの方がまだいいかな
絵音の声で他の曲聴きたい人向け-
2015/09/30
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2015/09/30
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2015/10/01
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1. ワンダーテンダー
2. 瞳に映らない
3. 夜汽車は走る
4. 心ふたつ
5. まなざしの予感
6. 実験前
7. ハートの大きさ
8. 花をひとつかみ
9. つぎの夜へ
10. さよならベル
11. 幸せが溢れたら -
うーん、ゲスのほうがやっぱ面白いな個人的には。ただ、さよならベルは好き。
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男子のロマンシズム大爆発。延々と失われた恋の歌が続くので、好みが分かれるだろうなーという印象。これが成立してるのは、正直、絵音の容姿も関係すると思った。絵音が歌うから絵になる。
個人的には、絵音が作る曲がやっぱり好きだと再認識しました。とにかくメロディの美しさと、楽器の暴れ方のバランスが好き。派手ではないけど、頭に引っかかるメロディがたくさんあって割と複雑な曲構成・メロディなんだけど、サビだけはすぐに歌えるようになるくらいキャッチーで、ずっと聴き続けてしまう。聴き続けてストレスにならないのも良い。ゲスと比べて、ファルセットが効果的にメロディに組み込まれていて、それがドリーミーな雰囲気作りに一役買ってるなと思いました。
前作『あの街レコード』と比べて、曲の粒も揃っているし、曲順が良くてつるっと全曲聴けて、アルバムとしてのバランスも好き。
ただ『あの街レコード』には「夜明けの街でサヨナラを」という、マジカルな1曲があったけど、今作にはそこまでの曲はなかったかなと思えて残念。「夜明けの~」は素晴らしいよね。やっぱり特別。
あと気になったのは、indigoの歌詞って、大部分は小説のような創作ってことで良いんだよね・・・?最後の曲で”病”っていう現実的なワードが出てきたことにギョっとしてしまったので・・・。失った恋のことを歌いながらも、実態があるのかどうか分からないドリーミー感がこのバンドの魅力だと思っているので、”病”みたいなワードを使って、現実感を持たせるのは違和感を感じました。大好きな曲だけど「瞳に映らない」のPVもシチュエーションを確定してしまっているのが、想像の幅を狭めていて勿体無いと思ってます。絵音の意向なんだろうけど、でも勿体無いなー。
もっともっと大きくなれるバンドだと思っているので、息切れせずに粘り強く頑張ってもらいたい。ライブが見てみたいです。さぞ、ロマンチックなんだろうなー。