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- / ISBN・EAN: 4522178010736
感想・レビュー・書評
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1度目に観たときは何だか退屈に思えて途中でやめたんだけど、雰囲気とか世界観は好きな感じだし、と思って再び見始めたら、何で最初ハマらなかったんだろうと思うほどに面白かった。
フランスのユーモアが理解できないだけだったようで、もちろん魅力はそこだけにあらず、全体としてとても好きな作品。
キャラクターはみんな個性的で濃ゆいし、小道具的なピアノや怪しいハーブティー、インテリア、ファッション、食事、音楽、犬、などなどもうひとつひとつが可愛い。やっぱりフランス、おしゃれだわ。
ストーリーも素敵。何かを克服することや再生の意味もあると思うんだけど、重くなくコミカルに描かれてて面白かった。ただ言葉や文化がわからない分、ユーモアのセンスが理解できなくて残念。
あとチョイ役っぽい人も意外に重要だったりする演出もびっくりするので好き。 -
パズルのピースみたいなそれぞれの人生や想いが交錯して正しく結ばれていく。
エンドロールでほう、と思わず嘆息するような結末までの流れが美しくていい映画だった。 -
幼少期のトラウマのせいで言葉の話せない主人公。騒がしいけれどお茶目で少しおせっかいな伯母たちに囲まれてピアニストとして生活するのですが、ひょんなことから調律師の落とし物を目撃。届けようとついていった先で、不思議な空間に出くわします。そこにいたのは一人の女性。不思議なハーブティーを飲むと、記憶が引き出されるようで……。
あらすじとパッケージ写真に惹かれて視聴しましたが、思いのほか素敵な作品で、冒頭五分ほどですっかり魅了されてしまいました。
ピアノを中心にお話が展開されることもあり、BGMはクラシカルでお洒落なものばかり。主人公の両親についての回想シーンではミュージカルな展開が用意されていたりと飽きさせません。
フランス映画にありがちな考えさせる終わり方ではなく、エンディングはすっきりとした終わり方でしたが、いろいろと鑑賞後に話せるテーマが残されているところが素敵でした。
エンドロールの後に少しオマケがあるのでお見逃しなく。
しかし、「オレンジがゲイっぽい」ってどういうことなのでしょうね……? その辺り、少し調べてみたくなりました。 -
フランスらしい。
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『ベルヴィル・ランデヴー』の監督による実写作品。
さすがに、ビジュアル面ではいろいろと目を引く場面があった。
でも内容は一風変わった自分探しの域を出ず、だった。
実写よりむしろ、アニメーションにしたほうがよかったのではないか。 -
可愛い。おとぎ話みたい。
いや、トリップの話だけどね…。
でもかわいい。