老年について (岩波文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  •  久しぶりにいわゆる “古典” と言われるものを読んでみたくなりました。かといって、大著にトライする元気もないので、とにかく「薄めのもの」をと思い手にとったものです。
     ご存じのとおり、著者のマルクス・トゥッリウス・キケロは共和政ローマ末期の政治家・文筆家・哲学者。本書は、古代ローマの政治家・文人大カトーが二人の若者を自宅に招き「老い」について語った対話篇という体裁です。
     流石ですね、現在にも通じる興味深い話がいくつも開陳されています。

  • 魂と自然の善さに預かることが、愉しい老年を送る根幹。

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著者プロフィール

前106-43年。共和政ローマ末期の政治家・弁論家・哲学者。代表作は、本書所収の二篇のほか、『国家について』、『弁論家について』、『トゥスクルム荘対談集』など。

「2019年 『老年について 友情について』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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