ずっとやりたかったことを、やりなさい。（２） [Kindle]

著者 : ジュリア・キャメロン 菅靖彦

• サンマーク出版 (2013年1月10日発売)

感想・レビュー・書評

[hitomiさんの感想 · 2021年8月28日]

私がもうずっと継続しているモーニングノートという、朝の3ページの日記の習慣は、この本の第一弾を読んだことがきっかけだ。毎日朝起きてすぐ、頭の中に散らばっているあれこれを全て書き出す。すべてを書き出してしまって、まだ3ページに至らない、というときにこの本を取り出し、章の最後にあるワークを少しずつ取り組んできた。そのために、この1冊を読み終えるのにずいぶん長い時間がかかったが、だからこそ、なんだか私の生活のもう1部のような存在になっている本であることは間違いない。

私の心の中に眠っているアーティストに刺激を与えてくれたのは、間違いなくこの本であり、この著者だ。本当にやりたいこと、いろんな制約をとっぱらって、もっと自由にクリエイティブになれるように、様々な角度から様々な励ましをくれたこの本に(第一弾を含め)感謝を表したい。わたしが新しく彫金を習いに行ってみたことや、絵を描き始めたこと。この本が背中を押してくれたからだ。アーティストデートと言う、自分の中のアーティストと自分とで創造的な時間を過ごすという、とてもエキサイティングな行動を教えてくれたのもこの著者だ。多分、私の人生の参考書だと思う。

読んでいるときからそうであったように、今までもずっと、この著者から学んだ、すでに私の身体に染み込んでいる様々な習慣は、この先の私の人生を力強く支えてくれることになると思う。本はこれだから面白い。人生をこんなにも変えてくれるのだから。

著者プロフィール

長年にわたって精力的にアーティストとして活動。ハリウッド映画、テレビ番組のライターやディレクター、インディペンデント映画やドキュメンタリーの監督など、その活動は多岐にわたる。「ワシントン・ポスト」「ニューヨーク・タイムズ」「ローリング・ストーン」「ヴォーグ」といったさまざまな媒体に寄稿。『ずっとやりたかったことを、やりなさい。（原題：Ｔｈｅ　Ａｒｔｉｓｔ’ｓ　Ｗａｙ）』（サンマーク出版）は、コピーを綴じた簡易版を地元の書店に置いてもらうことからスタートし、約３０年かけて全米で４００万部、世界４０カ国で翻訳されるロングベストセラーとなった。その他にも４０冊以上の著書があり、幅広い層の支持を得ている。創造性開発プログラム「アーティスト・ウェイ」を提唱、今もなお多くの人々を指導、彼らの人生がクリエイティブになるヒントを与えている。

「2022年 『新版　いくつになっても、「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」