物語 ベルギーの歴史 ヨーロッパの十字路 (中公新書) [Kindle]

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  • アロが「私はベルギー人です」と発する時、そこには複雑な感情があると理解できました。フランス語圏とオランダ語圏の対立があって、ドイツ語圏の問題も加わって。ネイションとは何かを考えさせてくれる国です。

  • 致命的な言語問題を根本的に解決できないため、政治的妥協を繰り返し、現在は連邦制になっている。
    フランデレン(北部・オランダ語)とワロン(南部・フランス語)の対立は解決のしようがなく、大変。
    また、コンゴやルワンダに悪いことをしました。

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著者プロフィール

1965年愛知県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。現在、龍谷大学法学部教授。主な著作に、『ベルギー分裂危機――その政治的起源』(単著、明石書店、2010年)、『物語 ベルギーの歴史 ヨーロッパの十字路』(単著、中央公論新社、2014年)、『連邦国家ベルギー 繰り返される分裂危機』(単著、吉田書店、2015年)、『現代ヨーロッパ史』(単著、筑摩書房、2019年)、『教養としてのヨーロッパ政治』(編著、ミネルヴァ書房、2019年)、『現代政治のリーダーシップ――危機を生き抜いた8人の政治家』(編著、岩波書店、2019年)。

「2022年 『ベルギーの歴史を知るための50章』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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