杏のふむふむ (ちくま文庫) [Kindle]

著者 :
  • 筑摩書房
4.20
  • (1)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (237ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 女優・モデルの杏さんが執筆したエッセイをまとめたもの。純粋そうな人となりが伝わる良い文章だった。

    あとがきは村上春樹で、この人の解説を読んでなるほどと思ったことがある。テレビ越しの杏さんになんとなく抱いていた感覚を、村上春樹が「ごく普通の女の子」と表現していることだ。
    いわゆる役者然としたオーラが無いというか、勝手ながらに親しみを感じるキャラクターだなあと思っていたのだが、そうか、「ごく普通の女の子」なのか、と気づかされた。素朴でどこにでもある言葉だけど、このエッセイを読んだ後だと、なおさら腑に落ちた。

    モデルとしての杏さんをそこまで知らないので偏った見方かもしれないのだけど、本書を通じて感じたのは、どこまでも素直で、人にも環境にも、対話的に生きている素敵な女性だった。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

杏恋愛で振り回される女性の悩みをばっさり切り、「無理も我慢もせず言いたいことを言うけど愛される」主張がTwitterで人気。辛口なコメントのイメージとは裏腹に、萌え声でゆっくり話すおっとりさん。プロフィール非公開。 Twitter @apricot_candy_a

「2019年 『好きを、もっと。可愛いを、もっと。愛されて満たされる自分でいたい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

杏の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ミヒャエル・エン...
辻村 深月
劉 慈欣
朝井 リョウ
宮部みゆき
ヴィクトール・E...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×