機動戦士ガンダム THE ORIGIN コミック 1-24巻セット

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 4534993302156

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  • ▼「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」(全23巻)安彦良和ほか。初出2001-2011、角川書店。1979年から放送されたアニメを多少の変更や加筆を含めて漫画化したもの。数年ぶりの再読。

    ▼なんで読みたくなったんだろう?とよく考えたら、「キャパの十字架」への道のりのなかで最近よく戦争(スペイン内戦、第二次大戦)の話を読んでいるからだった。戦争もの繋がり(笑)。

    ▼面白かった。つまりはSFなので、架空世界が良く出来ている…と言ってもビジュアル世界なので、演出的なものとか、キャラクターの転がしがやっぱりうまい。いわゆる「ファーストガンダム」の世界なんですが、アニメから逸脱している部分とか変更になっている部分も、よりオトナ?な方向になっていると思います。

    ▼絵柄は好みですが、アクションなど含めてある程度劇画的で、その分一瞬分かりづらいこともあったりします。オールカラー版が読みたくなります。

    ▼アニメ版(劇場版)では、なかなか80年代前半っぽい、熱い歌が劇中に入っちゃったりする、考えようによってはクサい演出もあったんですが、それがそのままマンガなのに踏襲されている(その歌の、歌詞がマンガの中に唐突に入って来る)のは、そうしなくても良かったんじゃないかな…と思いました。好みですが(笑)。

  • まとめて登録。家が田舎でネット局の電波が入らず観賞が叶わなかった故の屈折心から、長らく避けてきたファーストガンダムであったが、AbemaTVの放送をちょくちょく観るようになり、安彦御大の日本神話シリーズを貪り読んだ勢いで手をつけたのがこれ。固よりアニメとの相違など判るはずもなく、人口に膾炙する名言の数々にも「おーここで使われたのか……!」と只々感心するばかりだったが、過去編における人物像の掘り下げなど、旧来のアニメファンにも充分訴求力のある内容なのでは?

  • ガンダムは今さら入りづらくて敬遠していたが、普通に面白かった。ZやZZにも興味が湧いたが、アニメを全部観る時間はないし、劇場版や小説はかなり話が異なっているようだし、どうしようか。

著者プロフィール

1947年北海道生まれ。66年弘前大学入学、学生運動の結果、除籍。上京後、アニメーターとなり「機動戦士ガンダム」「巨神ゴーグ」を生み出し、のちに漫画家に転身。
作品『アリオン』『クルドの星』『ナムジ 大國主』『虹色のトロツキー』『王道の狗』『天の血脈』『ヤマトタケル』『機動戦士ガンダムTHE ORIGIN』ほか
著作『原点THE ORIGIN』(岩波書店)ほか。

「2018年 『革命とサブカル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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