日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか? [Kindle]
- クロスメディア・パブリッシング(インプレス) (2015年1月23日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (306ページ)
感想・レビュー・書評
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いい本.一気に読んだ. 正社員/非正規社員の問題 - エンゲージメントの低い社員を容易に解雇出来ない問題,そしてのそのしわ寄せが非正規社員へのしわ寄せとなっている現状.非正規社員は何か起きれば契約解除する前提なので研修を受けさせることもなければ,モチベートすることもない.よって生産性の低いまま業務を遂行することになっているというのは大きな問題. 後半のワークスタイルの話も示唆に富んで興味深い.
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日本企業の人事やマネジメントの問題点が広くまとまっていてとても参考になりました。数字による他国との比較もあるため、指摘には説得力もありました。
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外資系、日本企業、双方を経験した身としては頷ける部分多数。
理想としては日本の良さを活かしつつ、外資文化を取り入れることだなあなどと読後に感じた。 -
正直、冒頭いかに日本人の組織がダメかとボコボコにされた感じはある。しかしながら、的確でその通りと共感する部分しかなく、悲しさすら覚えた。
本書の最後、救済措置とも言える提案が盛りだくさんだったので、再読することを決めた。 -
エンゲージメントが生産性とハッピーな働き方の鍵。そのためには、マイクロマネージしない、部下を人として信頼するなど。
個人的には人を機能として捉える会社は多いと思うが (特にスタートアップ)、それはエンゲージメントを大きく損なうと思う。
もちろんプロフェッショナルとして貢献する事は必要だが、人はパンのみで生きるのではないのだから。最低限の人としてのリスペクトは必要