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- / ISBN・EAN: 4988101184125
感想・レビュー・書評
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ブクログって映画の感想も付けられるって今更気づいた!
この映画。
なぜにこんな軽いタイトルにしたんだぁ~、と声を大にして言いたい私。
安藤サクラさんの女優魂がすさまじい。
人は変われる。
変われるけど、すぐに理想のような人にはなれない。
でも、変わろうと努力したことは淡い光になって照らしてくれる。
そんなお話。
安藤サクラさんほんとカッコイイ!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
斎藤一子(安藤サクラ)は32歳にもなって、実家に引きこもり、自堕落な生活を送っていた。
やがて離婚や家族との大ゲンカを経て、一子が家を出ることに。あてもお金もない一子は、仕方なく、100円ショップの深夜労働を始めるが、そこは様々な問題を抱える、個性豊かな底辺の人間たちの巣窟だった…。
負けっぱなしの人生から這い上がろうとする女と挫折を経験した男の、再生の物語。R-15+
なんと言っても安藤サクラの圧倒的な存在感につきます。
安藤サクラの無気力で怠惰な心身が鍛え上げられていく中で研ぎ澄まされていく過程や細かい描写、主人公が勤めている百円ショップや主人公のくたびれたファッションやコンビニのお金をちょろまかしたのに残飯目当てにたむろするおばさんやギャンブル狂のバツイチのコンビニ店員や中年ボクサー狩野などの愛すべき負け犬たちの魅力、「憎まないと殴れないだろ」「そしたらまたあんたの風邪もらってあげる」「年食って自分に自信がないのは惨めだからな、お前はそうならなくて良かった」「下を向くな!相手を見ろ」などの印象的なセリフ、ラストの追い込まれながら出し切る試合、クリープハイプの主題歌が沁みる傑作ガールズファイト映画です。 -
安藤サクラさんって本当に素敵な魅力がある女優さん。
端役のころから一度観ると、気になる演技とビジュアルで、よくわかんないけど、この子スゲーな、、と思っていました。
特に底辺の人生を演じるなら若手女優のなかでこの方の右に出る者がいないと思うけど、演じていないときは、とても可愛らしくてシャイなお嬢様っぽさしかない。
この映画のいちこは言うなればその安藤サクラの全ての魅力を打ち出したような映画。
安藤サクラ以外が演じたらきっとここまでにならなかっただろうなと確信できるほど彼女の魅力全開でした。
ものがたりの詳細は控えますが、アラサー崖っ淵女子のスポ根映画。
観ながら主人公のこと、ダメだなーこの女。と見下していましたが、エンディングでを観てらそんな自分を心から恥じていました。
心の汗みたいに涙が何度もこぼれ出て、最後に少しだけ笑えた映画でした。 -
ついにBlu-ray発売、奮い立つ邦画の大傑作!!!