七夕の国(4) (ビッグコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • とてもよく出来ている作品ではあると思うけど、うーん……。田舎の風習・民俗学・地理(ジオラマ模型!)などの要素は好みだけど、(よく出来た)SFもミステリも好みではなく、あとやっぱり岩明さんの作風もあんまし自分には合わないな……と『寄生獣』以来に再確認した。主人公のナン丸君が大層な現実讃歌・人類讃歌みたいなのをペラペラ喋り出すと萎える。むろん、作品としては彼の発言・思想もまた「窓の向こう」の世界を描かないああした結末によって相対化していることは分かるが……。

  • 『寄生獣』のような派手なバトルものではないし、終始とても静かな運びで刃あるけれど
    、どっしり感のあるSF。
    岩明さんテイストもしっかりと流れている。
    もやもやするというレビューも見かけたし、私も、え、ここで終わり!? って驚いたけれど、全てを描き切ってしまうより、この方が余韻が残るのでこれで良かったんだなあと感じた。
    この方は話の運びと見せ方が本当に上手い。

  • 連載時に最初の方だけ読んで少し気になっていたがそのままになっていたマンガを20年以上ぶりに読了。前半の謎が膨らむワクワク感からすると、ちょっと慌てたような話のたたみ方かな。

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著者プロフィール

1960年7月28日生まれ。東京都出身。1985年、ちばてつや賞入選作品『ゴミの海』が「モーニングオープン増刊」に掲載され、デビュー。『寄生獣』で第17回講談社漫画賞(1993年)、第27回星雲賞コミック部門(1996年)受賞。2003年より「アフタヌーン」にて『ヒストリエ』の連載中。

「2004年 『雪の峠・剣の舞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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