朝鮮戦争(上) 血流の山河 (講談社文庫) [Kindle]

著者 :
  • 講談社
3.90
  • (3)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 38
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (537ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • まだ読んでいる最中ですが。
    先日読んだ『同志少女よ敵を撃て』があまりにも面白くて、この熱があるうちに積読していたこの戦争小説を読んでます。

    全く意識していなかったのですが、読み始めて最初の数ページで、ソ連の話が出てきてこの作品が『同志少女よ〜』のその後のソ連(スターリン)は何をしたのか?が描かれていて、えっ!?朝鮮戦争ってそういう文脈で繋がってるの!?と驚きながら読み進めてます。

    戦力に圧倒的な差があると思われていた、北朝鮮がソ連の力を借りて最新兵器を使用し、韓国を併合しようとする様子は現在のウクライナ対ロシア戦争に通ずるものを感じます。

    前にもちょっとだけ読もうと思って数ページだけ読んで積読してましたが、点だけの知識しかなかったものが線でつながり、これがこうなってこうなのか!と文脈がわかってきたので、これを読んだ後も続けてこの辺の時代の前後のおすすめ小説があればコメントで教えて貰えると嬉しいです。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1944年北海道生まれ。金沢大学法文学部卒業。94年『士魂の海――桑名藩戊辰外記』でデビュー。著書に『天命――朝敵となるも誠を捨てず』(講談社)、『隗より始めよ――小説・郭隗伝』、『擾乱1900――混沌の大陸に生きた日本人三兄弟の夢』、『太公望――殷王朝を倒した周の名軍師』、『呂蒙――関羽を討ち取った、知勇兼備の名将』、『河合継之助――信念を貫いた幕末の俊英』、『宝永・富士大噴火』、『江戸の残照――二人三郎奮闘始末』、『小説 王陽明』(上下)、『中国おもしろ英傑伝』などがある。

「2014年 『朝鮮戦争(下) 慟哭の曠野』 で使われていた紹介文から引用しています。」

芝豪の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×