会長 島耕作(4) (モーニングコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • マグロの話とかもっと深く掘って欲しかった。
    面白い話題でもすぐ次に移っちゃう。

  • 会長島耕作が、農業に取り組むという話であったので、読み始めた。
    島耕作が、大町久美子と結婚していた。万亀秘書を連れているが、意味不明。
    この秘書の役割はなんだろうか?飯食べのお手伝い?会長が食事しているのに、その店で満腹になって、昼寝するってあり。いかにも緊張感のなさに驚く。全体として、タップリ系が好きなのか。
    第4巻は、農業は出ずに、水産業だった。日本の水産政策が、あまりにも近視眼的すぎるのは、大きな問題で、小さな魚などもとって乱獲を許しているというのは、よくないなぁ。
    日本の鯖が美味しく無くなっているという理由がわかった。ノルウェーの水産政策を学ぶべきだ。
    その中で、近畿大学のクロマグロ養殖は画期的でもある。
    近畿大学初代総長世耕弘一が、「海を耕し、海産物を生産しなければ日本の未来はない」と1970年にクロマグロ養殖が始まり、2002年に完全養殖ができた。実に32年もかけた息の長い事業。そして、豊田通商がパートナーとなって事業を安定化させる。これは、面白い。
     加治一明副大臣による集団自衛権の説明について、かなり力を入れ、素晴らしいと褒めているのは、弘兼憲史の政治的スタンスが明らかになった。なんじゃそれという感じだ。
    何れにしても、同盟国と言っているが、全く対等ではない。治外法権のアメリカ基地があり、そして経費負担もしている。アメリカの支配下にある日本の集団自衛権は、「行使できる」と「行使する」とは違うというのは、無理だね。日の本くんの物語は、集団自衛権とかなりずれている。中近東の戦争に、日本が加わるのは、自衛権を逸脱している。
    島耕作の経団連脱退も、突然。資金が年間60億円もあるのか。すごいなぁ。
    それにしても、会長島耕作は、内容がかなり空虚になっているね。

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著者プロフィール

1947年山口県岩国市生まれ。早稲田大学卒業。松下電器産業に勤務の後、74年漫画家デビュー。
85年『人間交差点』(原作 矢島正雄)で第30回小学館漫画賞青年一般部門、91年『課長 島耕作』 で第15回講談社漫画賞一般部門、2000年『黄昏流星群』 で第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、03年同作で第32回日本漫画家協会賞大賞を受賞。07年には紫綬褒章を受章している。
主な作品はほかに、『ハロー張りネズミ』 『加治隆介の議』 など多数。現在は『社外取締役 島耕作』(「モーニング」)、『黄昏流星群』(「ビッグコミックオリジナル」)を連載中。

「2023年 『逢いたくて、島耕作(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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