えろげで「性的搾取」という言葉を見ることができて新鮮でした。
メルヘンとどす黒い肉欲のマリアージュに違和感がなさ過ぎるのなんでだろうかと思ったけど、ネットで見るステレオタイプメンヘラで見慣れてるからな気がした。それにしたって純愛ゲーばっかやってるからか、なかなか不快な描写多かったのでつらい点はあったけど。(不快感と肉欲が両立するのはくっころ感が軽くある)
「つみびとはだあれ?」
つみびと探しが作品のテーマの一つになってるけど、解答するところ以外はつみびとが誰かとかまったく気にしてなかったので、あくまで一つの要素なのかなとか思った。つみびと探しに付随して如何にして罪から救うのかとかやるのかと思ったら、普通に自己解決したりしててズコーとなったり。つみびとが誰かは(たぶんこいつだろーなぁ)って思ったキャラで正解だと思います。BADもなかなか味があるので見ても時間の無駄とかにはならないと思う
シナリオは全ルートgoodとBadがあります。Badがなかなかエグいというか死ぬか壊れるかするというこれぞBadといった趣です。ただgoodもこれgoodか……?と言いたくなるのがいくつか。一つ言えるのはアリスのgoodは紛れもなく最高潮にgoodで大変よいものになってます。メルヘンハッピーエンド感。
全キャラクリアすると出てくるtrueルートで各キャラの罪がどういったものかきちんと描かれます。救済と克己でした。
CGが大変素晴らしかったのでシナリオ合わなくてもCG集には必ずなると思います。おまけのBGMに載ってない曲はクレジットに出てたフリー素材なのかな。だとしたらあんな曲がフリーで使えるとか凄いと思う。
エロ的にはラプンツェル。ヒロイン的にはゲルダ。ルート的にはアリスがよかったです。