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感想・レビュー・書評
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資産形成について知りたくて読書。
2016年以来2度目の読書。今年、銀行との関わりがあったので元メガバンクの著者の銀行員視点の話は面白く感じる。今後も銀行との関わりがあると思うので参考にしたい。
信用金庫活用を改めて考える。
現在、資産運用に苦戦している。インカムを増やしたら次の資産形成として毎月コツコツ稼ぐシステムを1つずつ構築していきたい。
不動産もその1つ、元手は1000万円くらいか。イザという時にローンを組めるように信用を築いておくことの重要性を氣づく。
読書時間:約30分詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最終的には不動産投資のおすすめ、そのために銀行から信用を得てお金を借りやすくしておこうねという感じかな。筆者が元銀行員ということで銀行びいきな感じはある…笑正直必要以上にローンを組むつもりはないので参考にならないかな、と思って読んでいたけれど、よくある「賃貸派持ち家派」の部分の選び方に関しては参考になった。
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著者はメガバンクで出世して、それだけでもサクセスストーリーなのにもかかわらず、借金して不動産経営をしている。
貸す側の視点と借りる側の視点、お金で人をサポートする立場と、そのお金を使って世の中を変える立場。両方を経験している。
それだけに、経営する立場として銀行をどう味方につけるか、銀行とともにどう成長するか、とても具体的に書かれている。
もっと色々な体験談を伺ってみたくなる。 -
三井住友銀行に勤めていた元銀行員、元支店長が書いた本。現在は大家業で独立。
お金に困らない人生を歩むためにはお金を貯めること、お金を借りやすくすること。将来、お金を借りる見込みのある銀行で定期預金をする。銀行はお金を預けたり払い戻したりするところではなく、借りるところ。
一気に300万円を振り込むよりも、10年間積立をして、300万円貯めたほうが信用が上がり、融資を受けやすい。
金融機関はとにかく、コツコツ真面目に取り組む人を好む。
信金をメインバンクにし、利便性の高いメガバンクかゆうちょをサブにする。ゆうちょは融資も住宅ローンもないから、積立をする意味がない。
4大固定費、家、車、保険、教育費の合計を手取りの50%以内におさめる。
お金を稼ぐ能力と管理する能力は全く異なる。
あなたの資産は銀行の負債、銀行の資産はあなたの負債。
真面目で粘り強い人は破綻しやすい。危険を察知したら早めに損切りして逃げる決断も必要。
資産を増やしたいなら住宅ローンを使っての持ち家を選択。持ち家が負債になってしまうのはそもそも悪い物件を買っているから。
良い物件とは①いい立地②物件価格は、賃貸に出した時の毎月の賃料の200倍を目安に。年利6%。住宅ローンの支払いを手取りの25%以内におさめる。理想は10万で貸せる物件を2000万で購入。
若いうちにマンションを購入して、友人や恋人と住み、家賃の一部を払ってもらう方法がオススメ。
融資においては常に金融機関が上という気持ちを忘れずに。
書類は下手な字でも良いから丁寧に書く。
住宅ローンのボーナス払いはNG。
住宅ローンは低利で調達できる資金であり、かつ団信もあるから繰上げ返済はもったいない。
全体的に読みやすくて良かったけど、終身保険を勧めているところだけが、ちょっと微妙だったから、星3つ。