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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (203ページ)
感想・レビュー・書評
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表紙絵の、めがねっ娘に惹かれて購入。
私たち日本人なら、みんな誰でもお馴染みのおかず(ぬか漬けきゅうり・キンピラゴボウ・茄子の味噌炒め・豚のしょうが焼きなど)をもとにしたオムニバス形式のストーリー(全12話+おまけ)
登場する人たちは、ネットカフェで寝泊まりしている女の子・深夜、鉄くずを盗んで金儲けを企んでいる3兄弟・工場のパートから正社員へ昇進できる隠れルールを信じない女・母親が鬱の母子家庭で育った小学生の男の子など、街ですれ違っても外見上ではわからない闇を抱えている。
けれど闇といっても、そんなに深刻さが感じられない。
それは、庶民的なおかずがベースにあって、中和されるのだと思う。
そうそう、表紙のめがねっ娘は、『炒りおから』第8話で登場します。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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