1518! イチゴーイチハチ!(1) (ビッグコミックス) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  •  2巻までタダ読み( ´ ▽ ` )ノ

     中学時代は絶対的エースだったが肘をやっちゃって野球を諦めた烏谷公志朗少年が、高校進学後とあるきっかけから生徒会に誘われてそこで新たな生きる目標を見出していく、っていう話。

     珍しや生徒会もの。
    「かぐや様」はじめギャグネタ定番の「生徒会」をこうして真正面から真剣に取り上げた作品っていうのは近年非常に珍しい気が(あ。「スキップとローファー」もあったな)。
     ベタベタな青春ドラマながら、読んでてとても心地よい作品( ´ ▽ ` )ノ
     
     にしても気になったのは作中「タッチタイピング出来るできない」とかの(年寄り同士の会話みたいな)(*)PC描写(゚д゚)! てっきり平成初期あたりが舞台の作品かと思ったらごくごく最近の話なんだ?(゚д゚)! 
     若者のPC離れとかよく聞くけれど(しかも本作の登場人物は情報科の生徒)、実態はマジこんなんなんだろうか?(゚д゚)!
     ハイテク後進国日本......未来は果てしなく暗い......(´ε`;)ウーン…
    (*ついでにいうと生徒会員みなのギャグ感覚も昭和〜平成初期ぽくて年寄りくさい)
    (以下続刊)
    2023/07/10
    #4362

  • かつて本気で野球に打ち込んでいた、春日部南の15番の少年と、戸田荒川の18番の少女。と、その少女の応援に来て15番の少年のファンになった主人公の少女の物語。
    おぉ……タイトルに微妙に絡まない主人公……。

    以前から気になっていた相田裕さんの作品。
    「勇気あるものより散れ」から遡る形で読んでみました。
    壮大な目的や事件のない、高校の生徒会の、緩い日常物。
    でありながら、地に足の着いた、何もないけど同時に色々ある学園生活の物語という印象。

    学園生活の日常描写が良いですね。
    「生徒会役員」という物語では強キャラ的な肩書ですが、本作では完全に裏方で、その仕事ぶりの認知度は低い。
    企画書を作成し、予想される反対意見への対策をまとめ、根回しも怠らない。
    非常に地に足の着いた、そして地道な活動です。
    その成果がアイスの自販機の導入。
    キャラクターの背景にヘビーなものが控えているものの、大きなドラマがない、しかし学生にだって色々やることが詰まっているんだぞ、と実存感を感じさせる世界観です。

    タイトルに主人公が含まれていないし、本巻で主人公が志す思いもふわっとしているしで、現時点ではどこへ向かう作品なのか読めません。
    しかし、趣味物や異世界系でディティールに凝る作品は多くあるものの、本気度がほどほどの生徒会でこの描写なのがちょっと特異な作品のように思えて、期待です。

  • 生徒会活動をここまで本気でやる漫画もはじめて。だいたいゆるーいロリキャラがだらだらしているイメージだったので。

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