きみはいつか、ぼくの声をきく【イラスト付】 (ローズキー文庫) [Kindle]
- ブライト出版 (2010年8月30日発売)
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感想 : 3件
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感想・レビュー・書評
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アンリミより。
精神的な理由で声が出ない真幸と、不良と噂の転校生・実波、そして真幸の幼馴染である純太の物語。
先に書きますが複数ものではありません…が、この物語においてこの三人はとても重要なバランスで成り立っています。
ずっと純太に助けられてきた真幸。ある日純太の「好きで面倒を見てる訳じゃない」という言葉を聞く。
離れようとする真幸だが、何故か純太は真幸から離れようとしない。
そんな中真幸は実波と少しずつ親しくなっていく…。
真幸の過去は少しずつ明かされていくのと同時に、真幸に対する純太の執着、そして実波の言動など、真実が何なのかとても不安なまま物語は進みます。
声が出せない理由、食事があまり食べられない理由、暗いところが苦手な理由…真幸の過去はかなり壮絶でした。
むしろこれでよく自我が崩壊しなかったなと思う。
真幸も、純太も、実波も…
みんな弱くて、みんな苦しさを抱えていた…。
そんなお話しでした。
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切ない
真幸がかわいい
実波も無骨だけどいい
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