いつも心に余裕のある人は実践している 1日1分片付け習慣術 (SMART BOOK) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 物を増やさない→めちゃ大事
    片付けの習慣化→毎日一箇所とかすれば片付く

    買うかどうか検討する冷却期間を設ける

    出したままにしておくと、出したままが慢性化

    もったいない、いつか使うと思ったその品物は本当に使うか?
    レンタルサービスを使うことによって物が増えない

    デジタル化することによって、物を増やさない

  • お早うでござーる。
    今日も午前2時半に起きました。

    朝眠いという。
    しーかし、本がいっぱい読めるで。

    最近、私は「実体経済」以外の書籍を読もうとしている。
    で本日は「一日一分片付け習慣術」というもの。

    片付けに関するノウハウがいっぱい詰まった書籍なのだ。

    では早速本書の紹介をします。

    まず時代は遡って江戸時代。
    江戸時代の町人の多くは、6畳一間ほどの長屋で暮らしていました。
    居室のほかには小さな台所とかまどがあるだけで、風呂はなかったのです。

    江戸時代の人々がこのように狭い空間で暮らすことができたのは「もっているモノがすくなかった」とうことと、「いつも部屋を片付いた状態に維持していた」からです。

    着物はひとり2~3着、食器は茶碗と汁椀と箸だけ。あと家財道具は布団と火鉢、行灯、行李(竹で編んだ箱)や長持(木製の箱)ていどで、あとは商売道具という感じでした。

    こんなに少ない量の家財道具でも、一家4人となるとバカになりませんが、彼らがこのような狭い空間で暮らすことができたのは、「持っているモノが少なかった」ということと、「いつも部屋を片付いた状態に維持していた」からです。

    上記の2つの条件は現在にも当てはまる普遍的な事象です。

    まず昨今、片付けの達人がマスメディアでちやほやされるのは、多くの人が片付けが上手とは認識していないという理由がある。

    これほどまでに多くの人が達人に教えを乞うのは「片付けによって人はいい気分になれるのを知っているから」であり、それが成功体験として「脳に記憶されているから」にほかなりません。

    要らないモノを処分してきれいに片付くことで、人間の意識の中には少なからずポジティブな精神変化が生まれます。その変化はやがてその人の意識や行動にも徐々に影響を与え、仕事への取り組み方や人間関係にも前向きな変化が生まれるとまで筆者は断言しています。

    ここで、片付けに関する事例をあげると、部屋が汚くて彼を部屋に部屋に呼ぶことなんて考えもしなかったというある女性が
    ①一念発起して部屋を綺麗に片づけました
    ②おしゃれに演出された部屋は彼を呼んでも恥ずかしくない空間となり
    ③彼女は晴れて彼を部屋に迎えようという気持ちになり
    ④彼が訪れる回数が増えるにつれて二人の距離が縮まると
    ⑤彼女はいつも部屋を綺麗な状態に保つようになり
    ⑥なんと1年後にはめでたく彼との結婚にこぎつけたそうです

    片付けというと、極論をいえば不要なモノをどんどん捨てていくということに尽きます。したがって、本当に要らないはずのモノが部屋にあふれている限り絶対に片付けは上手くいきません。

    分かりやすいたとえ話をすると、あなたが3畳一間の部屋で暮らしているとすると、その狭いスペースに家財道具や衣類を増やすということは、生活空間の確保という意味で致命的です。

    自分の生活環境を快適なものにするために、いかにモノを増やさず、あるいは効率的に使い、コンパクトに収納できるかということをあなたは真剣に考えるでしょう。

    片付けられない人は、6畳になろうと8畳になろうろ20畳になろうと、部屋をモノで溢れさせてしまうのです。要は3畳の部屋でも快適に暮らせるような片付けのイメージを持つことが大切なのです。

    片付けを日々の習慣にするには、「モノを増やさない」ための工夫や努力であったり、さらには「モノを捨てる」勇気と決断力を持つことであったり、「リバウンドしないための収納術」習得と実践であったりします。

    これは高いハードルですが、習慣化するとあなたはとても大きな自信を獲得できます。それで自信が裏付けとなって、あなたのマインドと行動が変わります。すると、まるで連鎖反応のように「いいこと」が起きて、やがて運気も上がっていくのです。これが片付けのマジックです。
    片付けの第一歩は「必要のないモノを増やさない」ことであり、同時に「必要のないモノ」を捨てていくことです。これは容易に感じられる方も多いでしょうが、一筋縄ではいかないのです。

    というのも、自分にとって「必要なモノかどうか」という判断の基準はじつにあいまいであり、「これは捨てよう」とキッパリ判断することはおもっているほど簡単ではないのです。

    捨てるための決断をより難しくしているのが、「捨てるかどうかを判断する際に生じる「未練」です」

    2年以上一度も袖を通ししていない洋服なのに、いざ捨てようと思って眺めているうちに、「もしかするとまたいつか着るかもしれない」「結構高かったよね」「品質がいいのにもったいない」という未練が生じて、急にその洋服を捨てる決意が鈍ってしまうのです。

    さらに、すてられないハードルは未練だけではありません。捨てるという行為に過剰なまでの罪悪感を感じる人も現実には少なくありません。

    しかしその洋服を買った過去の自分でなく、いまの自分の気持ちに正直になってください。そしてそれが本当にいまの自分に必要かどうかということを改めて自分自身に問いかけ、冷静な判断を下してください。一時の感情や過去への執着は極力排除して、いまの自分自身を見つめなおすことができてこそ、初めてモノを捨てることができるのです。

    これでも「なかなかモノを捨てられないよ~」と言われるかた、ぜひあなたのバッグから始めてみましょう。バッグのなかがきれいにかたづいていて小物類もコンパクトに整理されている人は、仕事も出来るだけでなく、部屋も片付いているものです。

    それでは、以下のステップでぜひバッグの片付けをしてみましょう。

    ステップ1:バッグの中身をすべてテーブルの上に出して並べる(ポケットの中のモノも)。
    ステップ2:過去2週間のあいだにほとんど使っていないものは、つねに持ち歩く必要のないモノとして区別する。
    ステップ3:残った日常的に使うモノの収納方法を考える。バッグを開けた時に中身が全て見えるのが理想だが、もしそれが無理なら、バッグインバッグなどを活用して上手に収納する。

    このように本書は片付けのノウハウを余すことなく伝授している。
    最後に片付け=掃除ではない。
    これを詳しく知りたい方はぜひ本書を購入して目を通して欲しい「。

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