あさひなぐ(15) (ビッグコミックス) [Kindle]

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  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  • 強くなりましたね。将子ちゃんもたぶん強くなるんだろう。この新入生は何か抱えてるな。一堂さんと同じものじゃないかなと思う。

  • 二人だけの会話というのがある。
    実際の会話ではない。
    言葉が無くてもお互いの心がわかり、
    その意図や思考が見える状態。
    同じ高みを目指した者だけがたどり着く、
    静かな場所だ。

    スポーツだけでない。
    いろんなところでそれは起きる。
    人知れず心を配ってきたこと、
    心砕いてきたこと。
    誰もやってないだろう。
    それでも自分のこだわりで、
    かたくなにひたすらに積み重ねる。
    そんなある日、ふとそこに他者がやって来る。
    お前もか、嬉しくなる。
    けれど時に、あるいは大体において、
    その相手はライバルだ。
    待ちわびた相手であり、
    倒さなくてはいけない相手でもある。

    自分がやってきたことは正しかったのか。
    あるいは相手がはるかに自分を越えていくのか。
    相手の中に自分の姿を見い出し、
    言葉にならない会話を交わす。
    静かではあるけれど、激しく熱く。
    束の間の来客を喜び、次の瞬間には打ち倒す。

    高みを目指すことは、
    救いのないことかもしれない。
    孤独で悲しい試みかもしれない。
    でも決して独りではない。
    それを見ている人がいる。
    そこを目指すひとがいる。
    自分と同じように、自分がそうであったように。

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  • 無料で再読中♪158話、二ツ坂高校同士の対決になった将子を下した旭、旭の次の試合を応援できない将子に「旭ちゃんを下に見てる」って笑顔で本音を突き刺すさくら。164話からの一堂との対決に、それこそ今まで見下してた孤高の戦士が旭の気迫に反則「突き」まで出しちゃう。ちょっと前、辞めようとしたさくらに「私がすごいならなんで勝てないの?」って凄んだあたりから思ってた、旭は薙刀の「天才」ではないけど、やる気の削がれた人、強くなりすぎて初心忘れた人、そういう人の魂に火をつける天才だと思う

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