妹さえいればいい。2 (ガガガ文庫) [Kindle]

著者 : 平坂読

• 小学館 (2015年7月22日発売)

感想・レビュー・書評

[餅屋さんの感想 · 2022年8月13日]

シリーズ２冊目▲『妹法大戦』最新巻の執筆に苦戦中、気分転換にゲームをしたり混浴温泉に行ったりお花見したり、担当への言い訳メールを考えつつ、どうにか原稿を書き進める▼仲間で集まり、美味しいものを食べたり飲んだり、ボドゲやTRPGを楽しんだり、ゆかいな日常系。「俺は最強だーッ!!」ってこういう時に出るんだ。しかし、このシーンはアニメの方が出来が良いな。残念アニメ化は確かにあるが、原作の売上へのブーストとアニメ化作品の作者というステータスは得られるけれど…読者でも切ない時は作者の気持ちもお察しです（2015年）

[SnowyYukiさんの感想 · 2018年4月23日]

那由多が京に懐いている理由とかお花見の日の千尋と「ぷりけつ」の最悪な出会いとかTRPGの続きとか春斗の「絶界の聖霊騎士」のアニメ第1回放映など。「絶界の聖霊騎士」の件はアニメで見る以上に裏がよくわかって辛い気がした。

[min2flyさんの感想 · 2015年8月4日]

平坂読のラノベ作家ラノベ２巻。
前巻で「だいぶ戯画化した話なんだろうなあ」と思ってたらあとがきで「知り合いみんなにまさにラノベ作家はこんな感じって言われた」とか書いてあってラノベ作家ぱないな、と思い直した記憶も新しい。
それを前提に読むと、もちろん年齢とか美少女設定とかはリアルじゃないんだろうとは思いつつ、１巻を読んだ時より楽しめた気がする。
特にアニメ化のあたりとベルギービール。アニメ化は平坂読本人はかなり恵まれてたと思うけど、周囲はこんな感じのこともあるのかなあ・・・スタッフにも誰も悪い人がいなかった、誰を憎めばいいんだ、みたいな話は、茶沢みたいな明確な責任者がいたSHIROBAKO以上に、原作者の気持ちとしてはそうなのかも知らん。

著者プロフィール

第0回MF文庫Jライトノベル新人賞にて「ホーンテッド！」が優秀賞を受賞しデビュー。
「妹さえいればいい。」（ガガガ文庫） 、「僕は友達が少ない」（ＭＦ文庫Ｊ）ほか。

「2021年 『〆切前には百合が捗る２』 で使われていた紹介文から引用しています。」