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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988013388482
感想・レビュー・書評
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原作に忠実で、御子柴礼司は 三上博史でよかった。
過去の事実を、暴かれた時に 過去のことと言い切る。
それでも、自分の中では、過去のこととは言えない状態の
表情の作り方が、実に 巧妙でうまく作られていた。
ベートーヴェンのピアノ曲で、大きく変化していく。
そこに、何を見出したのか?
母親と身体障害者となった息子の関係が、
浮かび上がっていく。
法廷での実証の仕方は、実にこ気味が良い。
殺意の不存在で争うが、実際の殺意は別のところにあった。
リリーフランキーの刑事役で、味わいが深まる。
性悪説のまま、人を見下すのであるが、
それでも、贖罪をし続けている 御子柴を見守る。
理由なき殺人、動機なき殺人を、どう昇華していくかが
この物語の中心となる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
原作は中山七里さん。