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- / ISBN・EAN: 4988131705833
感想・レビュー・書評
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東村アキコのイチオシ韓ドラ!
2月に韓国ドラマ「恋愛体質」をレビューしたが、このドラマ、本当は「ミセン」を観たくて、その過程でつい(アマプラだったので直ぐに観れたので)観てしまった作品だった。ホントは「ミセン」の方が本命。でもDVDを手に入れるしか無く、全17巻、34話をやっと観終わった。
実は、4巻目からはDVDを一巻110円で全部入手した。この春、行きつけのレンタル屋が潰れた。その閉店セールで手に入れたのである。全巻あるので、いつでも観れると思ってしまったら、ついここまで観終わるのに時間がかかった。思えば、90年代レンタル屋が広がったせいで、地域の貴重な映画館が次々と潰れていった。現在、30年経って、サブスクの広がりでレンタル屋が次々に潰れている。栄枯必衰の理を表す。だから、サブスクもあと10年持つかどうか。
「韓ドラおたくの間で「一番の傑作」とされる作品は?」という問いかけに、漫画家東村アキコが、あるwebインタビュー(「日韓ドラマの一番の違いは脚本への熱量」)でこう答えている。
「私はメジャーな動画配信サイトの韓国ドラマはほぼ全て観ています。数あるおすすめの中で特に私が推したいのは、韓ドラおたくの間で「今までの韓ドラで一番の傑作」と言われている「ミセン―未生―」。総合商社に契約社員として入社した主人公が働くだけのドラマですが、驚愕の面白さ。ちょっと信じられないくらい面白い。
設定も展開も、ひたすら地味です。「接待が大変だ」とか「部署間のちょっとしたもめ事」とか……。そういった地味な、一般社会でもよくある話の連続なはずなのに、脚本が天才的でめっぽう面白いのです。」
こうまで言われたら観ないわけにはいかない。
確かに最初の頃は、コピーの取り方とか、そんな些細なことだけで1話作っていて、先が気になって仕方ない。
第一話冒頭、中東から始まる。主人公の青年が商売のカギを握る相手を、ミッションインポシブル宜しく追いかける。あわや、ビルから落ちそうになって‥‥。一転して、2年半、前のソウル。本来なら高卒が入れるはずのない総合商社のインターン(社員候補)に青年がなるところで、第一話が終了するのである。彼が高卒なのは、囲碁のプロ候補生で、そこから外れたためである。他の社員候補は、全員大学出身、尚且つ語学の3-4カ国語堪能、厳しい競争を勝ち抜いてここまでやってきたので、コネの噂のある彼が疎ましくて仕方ない。この彼が、どうやって外国に行ってまで、あの命懸けの追跡劇をするようになるまで成長するのか?心の片隅にそれが気になりながら、怒涛の展開で見させてゆく脚本だった。
今年正月のソウル旅行で、地元男性と四方山話をした。韓国の就職戦線は厳しいと聞いた。外国語の一つや二つ出来てないと生き残れない、と。だから、居酒屋バイトのお兄ちゃんが普通に日本語が出来るのもあり得る事だ、と。それを聞いた時に、少し話を盛っているのでは?と思ったのだが、実際には「ミセン」で主人公以外の青年たちは、英語はもとより、中国語、ロシア語、ドイツ語、日本語まで普通に話しているのである。何それ?日本人青年で、5カ国語堪能ならば、それだけでテレビに出れる!
ドラマも後半になると、主人公だけが派遣社員で、2年でクビを切られる運命であることが判明。でも、ドラマ冒頭で中東に行っているんだから、立派な商社社員になるんだろう、と私は予想していた。ところが‥‥、というドラマである。
ミセンとは、囲碁の言葉で、未生、「弱い石」、未だこれからの石という意味らしい。
シーズン1
囲碁のプロ棋士になることが人生の全てであったチャン・グレは、26歳でその道に進むことを諦める。アルバイトや日雇いの仕事で食いつないでいたグレだったが、人からの紹介で総合商社の営業3チームでインターンとして働くこととなる。 社会経験もなく、人付き合いも全くなかったグレは、学歴、語学能力を兼ね備えた同僚のインターンからは嫌がらせを受け、直属の上司らからは無能と評価される。 しかし、グレには囲碁で培った記憶力と集中力、そして全ての状況を基盤としてみる策略家の才能があった。その力を生かし,度重なるチームの危機を解決する中、上司のオ課長、キム代理から徐々に信頼を得ていく。そして、不器用ながらも真摯に仕事と向き合うグレの姿に、周りの上司と同僚も徐々に心を動かされていく・・・。(C) CJ E&M Corporation, all rights reserved
■STAFF
原作:ユン・テホ「未生~ミセン」
演出:キム・ウォンソク「トキメキ☆成均館スキャンダル」「モンスター~私だけのラブスター~」
脚本:チョン・ユンジョン「アラン使道伝」
■CAST
イム・シワン(ZE:A)「太陽を抱く月」「トライアングル」
カン・ソラ「ドクター異邦人」「メンドロントトッ」
カン・ハヌル「相続者たち」
イ・ソンミン「パスタ~恋が出来るまで~」「ミス・コリア」
ピョン・ヨハン「元彼女クラブ」『監視者たち』
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韓国の企業のドラマ。2014年のドラマなのでタバコ休憩あり、パワハラ気味、セクハラ気味ですが、面白いです。
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泣いてしまうほど感情移入しながら観てた。
チャングレと同期たちの悩める日々、仕事の向き合い方、上司との関係性、追っていくのが面白かった。
オ次長の人間性好きだなぁ。
あとドンシクも好き。
営業3課好き。 -
所謂「韓ドラあるある」的な形式美があんまりなくって、国を超えて共感できるリアルなキャラが満載。一人ひとりを応援しちゃくなっちゃうキャスティングも絶妙。韓ドラとしてというよりは単にドラマとして凄く質の高い内容の濃い作品だと思った。
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何回でも見たくなるヒューマンドラマ。
登場人物がとても良い。 -
Gyaoで鑑賞。評判は知っていましたが、観てみてなるほど…と唸りました。舞台となるのは大企業の商社なので、見ていて華々しい職場だなーと自分の経験との落差は感じましたが(笑)、非正規のつらさなどは自分もわかるだけに身にしみて、思い入れたっぷりに見てしまいました。登場人物それぞれに魅力があり、最後まで彼らを応援しながら楽しんで視聴できました。
ロケ地巡りいいですね〰️!!(ღˇᴗˇ)。o♡~
行かれた際には、教えてくださいねっ!!☆
ロケ地巡りいいですね〰️!!(ღˇᴗˇ)。o♡~
行かれた際には、教えてくださいねっ!!☆
もしソウルへ行ったなら、嫌でもレポート書きます。どんな風に旅をしても、私の...
もしソウルへ行ったなら、嫌でもレポート書きます。どんな風に旅をしても、私のテーマは古代、ロケ地、平和ですから、こんな街中の行きやすいロケ地なんか、必ず行くのに決まってますから。