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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (336ページ)
感想・レビュー・書評
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太平洋戦争を外務省を軸として論じた本書。
軍部と対峙した、という従来のイメージとは異なる姿が見えてくる。
国際協調派→アジア派→革新派という流れが、紆余曲折を経ながら展開。
その中で、軍部との対峙、妥協、連携などが繰り返された。
そして、中堅層の暴走を外務省大臣が抑制できず、戦争末期になってようやく他の省のトップ(軍部含む)と討論できる有様。
結局、代表者(各大臣であったり総理大臣)がまとめる事のできる構造とはなっていない事が、最大の問題であったのだろう。
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