40歳からは食べてはいけない 病気になる食べもの [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 40代から食べてはいけないと書かれていたので、40代をもう間もなく終えますが読んでみました。
    結果、食べてはいけないものをたくさん食べていたことが分かりました。

    いまの日本は5人に1人が糖尿病又は糖尿病予備軍という、とんでもない状況です。
    糖尿病は合併症を引き起こす怖い病気のため、気をつけなければならない生活習慣病です。

    しかし、日本人はその糖尿病になってしまうほど、粗悪な食品を摂り続けているという悲しい現実があります。
    具体的には、本書をお読みいただきたいのですが、「白い悪魔の三兄弟」の話しはインパクトが大きいです。
    この「白い悪魔の三兄弟」は、私たちが日常的に摂っている食べ物のため、「そうかぁ、それがダメかぁ」と誰もが思います。

    私は健康寿命を延ばしたいので、この本に書かれた食品をなるべく摂らないようにしています。
    ただ摂るのを避けるのが難しいものもあります。
    ですので、なるべく摂らないようにしていますし、今後も続けていこうと思います。

  • 日本人は5人に1人が糖尿病か予備軍である現状である。そのような現状を通して、「摂るべきでない食品」と「積極的にとった方が良い食品」についてまとめた本。


    ◎メモ
    ・食事は自分を作る上で必要であり、投資である。

    ・今や5人に1人が糖尿病か予備軍である。そして日本の医療費は上がり続けている。だからこそ、自分の食生活をしっかり見直していく必要がある。

    ・糖尿病の原因の大きな原因として、「白い悪魔の三兄弟」「クロム不足」「トランス脂肪酸」がある。

    ・外食チェーンや食品会社はあの手この手でいかに安くて大量に商品を生産している。低コストであることは、それだけどこかの工程がねじ曲がっている。自分で食材を選んでこれからも自炊していきたいとますます思った。

    ・ファストフードやお菓子のように安いことは長い目で見て健康を損ねるので損しかない。

    ・食品は加工度が高くなるほど、精製されるほど必要な栄養素が削ぎ落とされていく。

    ・塩は精製されたものでなく、海塩のようにミネラル豊富な商品を選ぶ。

    ・食事は楽しみだけでなく、自分を作る投資である。


    ◎積極的に食べたいもの

    ◎食べないもの
    ・白い悪魔の三兄弟
    →白米、精製された白い小麦粉、精製された白い砂糖

    ・砂糖

    ・トランス脂肪酸
    →ファストフード、外食チェーン、コンビニ弁当、インスタント食品、冷凍食品、惣菜、お菓子、

    ◎やること
    ・毎日食べたものを記録する
    ・食や栄養についての本を図書館で借りる
    ・献立を見つめ直す
    →魚と豆類と海藻を増やしてみる、玄米試す
    ・自然塩 海 調べる

  • 食生活を根本から考える時代と感じた、
    行動あるのみ!

  • 日本は5人に1人が糖尿病。
    糖尿病はかつては贅沢病と呼ばれていたが、今では貧困層がかかる病気。
    日本はエンゲル係数が低い代わりに医療費が高い。
    つまりはとても安いものを中心に食事をしていることになる。

    お菓子、ジュース、ゼロカロリー飲料、揚げ物、お米・パスタ、サラダ
    ※コンビニサラダは薬品付けになっているため危険。

    ■食べるべきもの
    ・玄米、全粒粉(消化がゆっくりで血糖値上昇も緩やか)
    ・豆類、海藻類(タンパク質やミネラルを摂取できる)
    ・果物、ナッツ(果物の果糖はOK、不飽和脂肪酸)

    ■白い悪魔の三兄弟
    小麦粉、白米、砂糖などの炭水化物や砂糖は、単純炭水化物と呼ばれ、カロリーはあってもビタミンやミネラルなどの栄養素が含まれていない。
    カロリーだけはあるので、ブドウ糖となり血糖値を上げる。
    ブドウ糖を消化するためにはビタミンやミネラル、クロムなどの栄養素が必要となり、他の食べ物で得た栄養素を使って分解している。
    つまり、急激に血糖値を上げるだけでなく、栄養素を浪費してしまう。
    急激な血糖値の上昇は体にダメージを与える

    ■加工食品などの異常に安い食べ物
    コンビニ弁当はそれなりに安い理由があり、化学物質が入っている。
    化学物質は消費者にはメリットが無く、販売側のメリットのためにそれらは使われている。
    安いから消費者にメリットはあるが、それによって健康を損ない、医療費が増えた場合は中長期の出費が増えるということを理解しなければいけない。

    ■外食の揚げ物
    居酒屋などで肉食品のメニューが多いのは、調理済の物を濃い味を付けて揚げてしまえば誤魔化せるため。
    野菜は仕入れ根が天候に左右される。野菜は管理や提供に不便。肉料理の揚げ物は半調理済みで冷凍保存が効く。
    揚げ物には、人体に有害で安価な油脂やトランス脂肪酸を大量に含むショートニングを使っている場合もある。パーム油などを使われている場合もある。
    油は変えずに継ぎ足している場合もあり、過酸化脂質が多く含まれている。
    どんなに新しい油を使っていたとしてもオリーブ油以外、揚げた時点ですでに激しく酸化してしまっている。
    口にするのも危険な強烈な猛毒、命がけで食べているという認識でも良いほど。

    ■食は自分への投資
    食生活の意識を見直す。
    コンビニの食品は食べない、ファストフードの店には行かない、カップめんは食べないなど、出来る事はいくらでもある。

    どこにお金を投じるのか。化学調味料漬けの加工食品ばかり食べていると、体のミネラルバランスが崩れ、免疫力を低下させる。
    病気にかかりやすく、瞬発力も持久力も下がり、頑張りが効かなくなる。。
    食にお金をかけるっことは贅沢でも何でもなく、もはや投資レベル。

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著者プロフィール

フードプロデューサー 一般社団法人日本オーガニックレストラン協会代表理事

「2019年 『本当は怖い! こんな「長持ち食品」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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