うーーん、けっこういい話だったのに、何か物足りなさというか。ちょっと短かったのか。世界観になじめなかったというか。移植技術等が進んでいるようなのに、ヨーロッパの郊外のような、少し前の時代のような風景とか服装とか、なんかギャップが。あと、ニトの心臓移植手術を繰り返したというもの何だかなあ。でもって、オルガの心臓をニトに移植して、また戻してというのも。まあ、そういうことが容易にできる世界観ということなんだろうけど、なんか引っかかっちゃって。
ニトの記憶を消す仕事というものなんだか唐突感というか。教会のおばあちゃんはいったい何者だったのか?
とはいっても、オルガの感情の吐露やニトの内面とか、感情の起伏,裏表とかは良かったです。ちょいちょい泣けるシーンもあったし。
最後は出版社に文句。Kindleはなぜあんな分割販売にした?だいぶ前に購入していたため、1巻と2巻はちゃんと1冊ずつで買えたのに、今は何?1話ずつ分冊とか意味わかんない。