乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…: 2 (一迅社文庫アイリス) [Kindle]

著者 : 山口悟

• 一迅社 (2015年9月19日発売)

感想・レビュー・書評

[ちよさんの感想 · 2019年2月18日]

一巻は学校に行くまで。二巻は学校編に突入。話の内容は一巻とあまり変わらない。
残念ながらレビューでは高評価な話だけど、一巻に続いて二巻でも結局無自覚人タラシな主人公に周りの人が救われて主人公を好きになるしか話の展開がないのでそろそろ飽きてきた。この後もどんどん登場人物が増えてゆき、そのキャラが主人公にメロメロになるだけの話が予想されて、ここらでもういいかなぁ、と思う。

[emsorangeさんの感想 · 2022年8月11日]

乙女ゲームの悪役令嬢カタリナに転生した私。
未来はバッドエンドのみ――って、そんなのあんまりじゃない!?　
破滅フラグを折りまくり、ついに迎えた魔法学園入学。
そこで出会ったヒロインのマリアちゃんの魅力にメロメロになった私は、予想外の展開に巻き込まれることになって――!?
破滅エンドを回避しようとしたら、攻略キャラたちとの恋愛フラグが立ちまくりました？　
悪役令嬢の破滅回避ラブコメディ第２弾!!

[まろんぱぱさんの感想 · 2020年6月10日]

カタリナさん、魔法学園に無事？(笑)入学、そして本来なら敵になるメインヒロインのマリアの登場です。
まあ、やはり人タラシです(笑)マリアもカタリナの虜に(笑)
本来のルートが吹っ飛ばされました(笑)
マリアの出自の謎、そして、マリアの光の魔力が学園の闇を炙り出します。が、カタリナに断罪イベントが発生！その裏にある学園の闇の存在がカタリナを危機に陥れます。

その危機から救いだしたのは？

そして、ソフィアとカタリナの謎も絡んでたりします。さあ、次行こう！

#ラノベの杜
#読書
#読書倶楽部
#読書好きな人と繋がりたい
#読書好き
#破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった
#なろう小説

[やおさんの感想 · 2020年4月12日]

"このまま眠り続ければカタリナは命を落とす……初めこそ、あまり実感の湧かなかった、突き付けられた事。
どんな医師に診せても、芳しい答えは返ってこないまま二日を迎えたことで、段々と現実味を帯びてきていた。
このままでは、本当にカタリナを失ってしまう……もう二度とあの笑顔を見ることができなくなる。
そんなの、絶対に耐えられない！失いたくない！そう強く強く思った。
その時だった。
『そうよ！耐えられない！また失うなんて絶対に嫌！』
その声はどこからか、突然、聞こえてきた。聞いたことがない声、それでいてどこか懐かしい声。
驚いて、あたりを見回すが、使用人にもさがって貰った自室には自分以外の人影はない。
『せっかくまた出会えたのに……もう失うのは嫌！今度こそ、あの子を助けてみせる！だから、こんな所でめそめそしてないで、私をあの子の元に連れていって！』
まるで、私自身の中から聞こえてくるような不思議な声。
そんな不思議な声に導かれ、私は立ち上がり、カタリナの元へと向かう。"[114/168ページ]

1巻と2巻でゲーム「FORTUNE・LOVER」の最終イベントまでなぞって一区切り。
ゲームが終わりを迎えるけど、今の日々が終わってしまったりしないかどうかを不安がったりはしないのね。
カタリナが眠りについたシーンで、1人1人の内心にスポットを当てて、最後の1人は実は……というのがうまい。前半にそこそこわかりやすい伏線はあったけど、普通に良い展開、というか案の定泣いてしまった。
佐々木敦子もといあっちゃんは、長く生きて亡くなったのかな……そう思うと、ほんと人生をかえたかけがえのない親友だったんだなあ、と。
きゅうりを咥えて遅刻遅刻と飛び出す前世の彼女もなかなか良いので、また前世が垣間見えないかな……と思ったり。あとあっちゃんの展開がありなら、兄2人ももしかしてもしかしたりしないかな……とも思ったり。

[かりおんさんの感想 · 2020年2月11日]

学園編開始．
ということでとうとうゲーム本編時間の開始ですね．
平民だけどレアな光の魔力を扱える美少女主人公キャラの登場．
でも大丈夫．
攻略対象キャラもライバルヒロインもみんな
主人公キャラよりもカタリナにぞっこんラブだから（笑）

今回も相変わらずの暴走と空回りと鈍感朴念仁で人誑しでしたね．
破滅エンドは回避したようですが
学園一年目が終わってもまだ人生は続くので
彼女の冒険？はまだ始まったばかりだ，的な？

でも友情エンド（と思い込んでる混沌）にはなってるよな．
HAHAHAHAHA

著者プロフィール

1984 年、神奈川県生まれ。
製薬会社を経て、東京薬科大学薬学部に勤務。
博士（理学）。東京工業大学大学院にて取得。
薬剤師（北里大学薬学部卒業）。
著書に『身のまわりのありとあらゆるものを化学式で書いてみた』（ベレ出版）がある。

「2022年 『ノーベル化学賞に輝いた研究のすごいところをわかりやすく説明してみた』 で使われていた紹介文から引用しています。」