【限定特典付き】 反応しない練習: あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」

著者 : 草薙龍瞬

• KADOKAWA (2015年11月8日発売)

感想・レビュー・書評

[よーへいさんの感想 · 2020年7月19日]

人は普段何かに反応することで振り回されてしまっている。今一度自分を第３者目線で見返すことで、今の自分のままで疲れてしまわないか、幸せになるにはこのままで良いのかなど考えることができる。Aubidleで聞いたが、文字を読むよりも頭に入りやすい本の一冊だと思う

[まつい 友梨香 アイドクさんの感想 · 2021年9月27日]

１. この本をなぜ選んだのか？
ブッダの本が好きで、この本は僧侶の方が書いていますが、「あらゆる悩みが消えていく考え方」という事で買いました。

２. この本で何を得たいのか？
無駄な反応をしない方法
心の無駄な反応を止めることで、いっさいの悩み、苦しみを抜ける方法を知りたい。

３. 目次で気になる3箇所の周辺を読んだ内容
＊ムダに判断をしていませんか？
心の状態に反応をしないで、貪欲・怒り・妄想のどれにあたるかを理解する。良し悪しを判断しない。執着しないほうが気が楽になる。
＊反応をしない事が最高の勝利
相手に反応をして自分の心を失わない。人間関係の基本は、「相手の反応は相手にゆだねる」。快を増やして、幸福な人生にする。
＊うっとうしい相手から距離を置く
反応の源を絶つ。比較しないで、自分の物事に集中する。無心で心を尽くす。
人間関係をまあるく収める４つの心がけをする。慈しみの心（幸せを願う）、非の心（悲しみに共感）、喜びの心（喜びに共感）、捨の心（反応しない心）。これらをまとめて愛。
人生の足を引っ張る5つの妨げ。快楽に流される心。怒り。やる気の出ない心。そわそわと落ち着かない心。疑い（妄想）。に流されないように自分に勝利。

４. その3箇所で今後やれるアクション　
無駄反応をしないで、丸い人間関係を心掛けて、貪欲・妄想・怒りに気を付けて、前向きに楽しく生活することを心掛けるようにしていきたいと思います。

[yamapanseさんの感想 · 2021年8月1日]

オーディブルの毎月もらえる1コインを使って拝聴。
中学中退→大検→東大→シンクタンク→インド修行→僧侶という異色の経歴の著者によるお釈迦様の教えを現代人向けにかみ砕いた内容。本人登場のオーディオブックでかなり珍しい。他人の目線とか、他者との比較とか、考えてもしょうがないことに反応せずに手放す行為は、お釈迦様曰く「合理的」なのだという。なるほど。
仏教系の中学高校出身にもかかわらず、お釈迦様の教えにそこまで明るくなく、筆者の解釈が仏教的に正しいのかどうかは判断できないのだが、考え方自体はぜひ取り入れたい内容だったので満足。

[ikuwowさんの感想 · 2021年7月31日]

オーディオブックで読了。原始仏教をわかりやすく書いた本。貪欲、怒り、妄想。刺激に依存しない。

[roromasaさんの感想 · 2021年1月24日]

著者御本人の朗読
優しい語り口でスッと入ってきます。

内容、頭で理解は出来ても実践しないと身に付かないので、繰り返し聞いて行動に落とし込む。

[masaniro2さんの感想 · 2020年5月21日]

アドラー的考え、と言いつつ、こちらの仏陀が先か。

著者プロフィール

草薙龍瞬（くさなぎ・りゅうしゅん）
僧侶。興道の里代表。1969年奈良県生まれ。中学中退後、16歳で家出・上京。放浪ののち、大検(高認)を経て東大法学部卒業。政策シンクタンクなどで働きながら「生き方」を探求しつづけ、インドで得度出家。ミャンマー国立仏教大学、タイの僧院に留学。現在、インドで現地仏教徒とともに、インド社会の変革をめざすNGOと幼稚園を運営する。日本では宗派に属さず、実用的な 仏教の「本質」を、仕事や人間関係、生き方全般にわたって伝える活動をしている。毎年夏の全国行脚や、経典の現代語訳の朗読と法話を採り入れた葬儀・法事を行うなど、「もっと人の幸福に役立つ合理的な仏教」を広めている。『こころを洗う技術――思考がクリアになれば人生は思いのまま』(ＳＢクリエイティブ)、『心の出家 変わらぬ日常をもっとラクに生きたいあなたへ』(大和書房)など著書多数。『反応しない練習』(KADOKAWA)は現在も人文・実用書のベストセラー入りを続けている。

「2022年 『増補新版　大丈夫、あのブッダも家族に悩んだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」