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感想・レビュー・書評
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野菊の狙いはどこなのか…。
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累は累で不遇の幼少時代を送っていたかもしれないが、野菊もまた然り。たとえ、sの美貌があったとしても、幻を押し付けられ、否定され、はけ口にされたんじゃたまらない。「私は私を知っている人間からそして自分自身からも解放されたい…。そうよ…生きたいように生きるの…」その決意は生半なもんじゃなかろう。「途端にその眼差しも肌のぬくみも感触も、すべて、生々しい気味の悪いものとしか感じられなくなり」野菊に惹かれる天ヶ崎は野菊とはまた違った不遇の人で。なんというか。皆、病んでるなー。と。
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美醜をえげつなく描いていたのがよかったのに、人間関係のトラウマにスライドして新鮮さがなくなったような。次巻に期待します。
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